今までゆるりと過ごしてきた。 それではもう、ダメなのかもしれない。 だらっと生きてきた時間も、何の糧にもならない。 今が、変えどきなのかもしれない。 変われる気はしない。
それは、細い針から入ってくる。 私の身体に、私じゃないものが入ってくる。 どうせ次の瞬間には、それは私になるのだけれど。
あの日焦がれた空も、どうせ作り話。
どうしてそんなに綺麗な言葉を紡げるの? 誰かに届けるわけでもなく ここで吐き出す泡なのに 聞こえる声は遠いけど 私の元にも届いたの 返事を書いて届けたい
今も好きなのかすらわからない この気持ちの行方もわからない このままでもいいのかな 君を見るとドキドキして 目が合うと体温が上がって 話しかけられると嬉しくなる そんなことももうないのかな
道路の向こう側、 私の好きな人。 青い車が通るまでと決めて、 君を見つめる。 青い車は来ない。 車の走る音がかき消してくれるのをいいことに、 「好きです。」と呟いてみる。 青いトラックが君を隠した。 空を仰いで、自転車にまたがる。
不安でいっぱいだと思うけど 心配いらないよって言いたい 根拠がないって思うかもしれないけど あなたに任せた人の顔が浮かぶでしょう?
残してきた感情 新しい出会い 踏み切る覚悟 交錯する想い
私たちは、最高なんだって、あなたが教えてくれた。
もっと話したかった、 もっと笑いたかった、 もっと泣きたかった、 もっと叫びたかった、 あなたと。 もっと近づきたかった、 もっと伝えたかった、 あなたに。 もっと、もっと。 今じゃ遅いかな。 ううん、 きっとあなたに間に合う。 大好きだから。 受け取って。