君の目を見ていたから、流れ星を見逃した。 君の目に映る、僕以外の誰かがいることに気づいた。 それでも、君の目を見てしまうのは、君に恋したからだよ。
今日は、来てくれると思ってたけど、来なかったね。 君のために格好良くなろうって思ったんだよ。 君に来て欲しいんだよ。 何があっても僕が受け止めるよ。 ひとつずつ、「君と」を増やしたいんだ。
小さな頃、青春は鮮やかな原色だと信じていた。 中学生の頃、青春の甘やかなパステルカラーを垣間見た。 高校生の今、青春の辛いモノクロームに気づいた。 いつか、君と同じ色を思い浮かべられるだろうか。
ふわっと香る金木犀が秋を連れてきた。 小さな花をつけて、慎ましくあなたを見つめる。 あなたが私を見つけて、微笑む。 それを、あなたとだけ共有していたい。 私も金木犀のようになりたい。
全てのものは満ちて引く。 月も、季節も、人も、出会いも、別れも。 あなたからは離れたくない。 ずっと満ちたままでいたい。
ぬるい風を受けて いわし雲を見上げて 夕焼けを眺めて まだ ここにいたい 私は10月に会いに行かない だって あなたに会えなくなるから
ねぇ。 今はなんにもなくないよ。 だってあなたがいるから。 ねぇ。 あなたがいなくなる、 その時まで、笑っていてね。 ずっと、笑わせてね。
あなたが下を向いている 理不尽な怒声 微かな反論 何故あなたが 誰よりも頑張っているあなたが そんな言葉を受け取るの 私たちがいるから だから いつものように 晴れて
理不尽に気づいた 世界は酷い 人間も同じ 一番暗い、夜
夏の終わり 見た景色 眩しい夕日 君の涙 まだ、これだけ