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過去イチの勇気

1週間ほど前に、6年間続けたダンスをしばらく休むことを、先生に伝えてきました。

小学5年生くらいから、中1までずっと、基本レッスンは平日に週4日で多いときは土日に一日練習があるという生活を送っていました。
コロナが流行り、レッスンが休みになり、急に明日は何もないんだ、ゆっくりしてていいという休日ができて、自分がほっとしているのに気づきました。
自分が中性と自覚してから、ダンスの振り付けや、衣装、グループ分けで女子に分類されることを、仕方ないと思いながらも、苦痛でした。
小学校では、同じダンス教室に通う友達が多く、その子たちと一緒に行動していたため、ダンス教室で中性だと言って、拒絶されたら、居場所がなくなるんじゃないかと怖くて、いえないまま過ごしていました。
一回、行きたくなくてずる休みをしたとき、翌日友達に「なんでこなかったの?」と心配そうにきかれたとき、すごく罪悪感がありました。

ここ一年間、明日はダンスがあると思うと眠れなくて、すごく不安でした。自分が弱いだけで、この環境から目を背けているだけじゃないかと思いました。
でも、いつかのSOLの授業で、さかた校長が、逃げてもいいんだ、と言っていた記憶があります。そのことが毎日よぎって、色々考えました。レッスンを週1回にして、ゆっくり考えて、やっぱり、もうこの環境のままダンスをやりたくないと思って、2ヶ月間レッスンを休みました。
このまま何も言わずに辞めてしまおうかとも、思ったけれど、やっぱり、それじゃだめだと思いました。

ダンスのスタジオに向かう間は、ずっと「今日はSCHOOL OF LOCK!がある」と思って気分をあげようとしていました。
ダンス教室は楽しいこともあったけれど、辛い記憶の方が勝ってしまって、スタジオに入るのもすごく怖かったけれど、ちゃんと先生に伝えてこれました。

今でも無期限で休むという選択が正しかったのか悩むけど、今、私は心が軽いし、前より楽です。
他の人から見たら、小さい勇気かもしれないけれど、私なりに今までで一番勇気をだしました。
勇気を出して行けて良かったです。

長文すみません