キミはどうして重苦しい 純白の翼があるのか。 キミはどうしてその純白な衣を 身に付けているのか。 キミはどうして穢れのないような瞳なのか。 "神"などこれほども信じていなかったが。 "神"などむしろ蔑んでいたが。 キミを一目見たときに 怒りを、哀しみを、葛藤を覚えたのは。 キミとぼくとの違いは それほどないというのに その差が大いなる隔たりだった。 キミはどうして女性ではないのか キミはどうして「天使」なのか どうして、どうして、どうして
キミはどうして重苦しい 純白の翼があるのか。 キミはどうしてその純白な衣を 身に付けているのか。 キミはどうして穢れのないような瞳なのか。 "神"などこれほども信じていなかったが。 "神"などむしろ蔑んでいたが。 キミを一目見たときに 怒りを、哀しみを、葛藤を覚えたのは。 キミとぼくとの違いは それほどないというのに その差が大いなる隔たりだった。 キミはどうして女性ではないのか キミはどうして「天使」なのか どうして、どうして、どうして……
悲しみよりも哀しみ。淋しさよりも寂しさ。 体を巡るその感覚が、体を廻るその感情が、 新たな岐路を指し示す。 後悔。 先憂。という静寂 心につのって、全てを 感覚が包み込み、思考を放棄させる。 卒かに訪れた乖離は 数多の業をもたらし、数多の枷で縛り付け、 背負わされ 目をそらし歩み続ける。
いつから、感動という感情を 心の奥底に入れて深く深く 隠してしまったのだろうか 長いこと感じていなかったこの 胸を締め上げる感覚はなんというのだったか たしか切ないだったか、 仮面を着けて生活するせいで 感情を押し入れにしまっていたようだ。 懐かしむほど目にしていなかった感情を 私は丁寧に押し入れの中に元あったように戻してまた生活をしている
変わってしまった 遠くが見えなくなった。 近くでしか聞こえなくなった。 高みを目指していた感情は 今やその高みも緩やかに沈んでゆき その声一つ一つで刻み込まれた体の傷は 今や癒えるどころか装甲に身を包みからだには もう傷が付くこともなく。 泥くさかった自分はいまは 汚れの目立たない姿になった。 甘言に甘えた。上昇を辞めた。 現状に甘える者が 変わることは出来るだろうか? 現状を断り、過去を捨て、安全地帯離れなければ 変わることは出来ない。 ゆえに変化を前に人は怖じ気づく
黒くなる、白くなる、 ぐるぐる混ざってゆく 赤くなる、青くなる だんだん額を濡らしてく 暑くなる、寒くなる、 だんだん血の気が引いてゆく 幾度となく繰り返す。 幾度となくやり直す。 このアカウントを 本当に上書きしますか? Another name →はい いいえ