心地良い朝に目を覚ましたら 陽の光が僕を照らした 暖かい風が僕の頬を撫でて 小鳥の囀りが朝の訪れを知らせた 僕らは出会う 人生というオレンジ色の物語の中で 君と出会えた奇跡のページに栞挟んで大切にしたい 眠れない夜に泣いていたら 月の明かりが僕を照らした 冷たい風が僕の頬を刺して バイクの音が闇の中に消えていった 僕は独りだ 人生という無色透明の物語の中で 誰とも会わず話すこともなく白紙のページをゴミ箱に捨てた