私とミセス
1年前、私がミセス先生を好きになり始めた頃のことです。私の母は、私がミセス先生のことが好きなのをどうしても理解してくれませんでした。昭和の曲を聞いてきた母には、ミセス先生の有名曲はハマらなかったのかもしれません。だからレコ大も紅白も、母が居ない間にこっそり見ていました。
でもある時勇気をだして、母に1曲聞いてもらいました。それが私の大好きな「umbrella」でした。聞いてもらっている間、ドキドキが止まらなかったことを今でも覚えています。しかし、umbrellaを聞いた母はなんと「この人達こんないい曲も歌いはるんやね」と言ったんです。その瞬間、私は涙が止まらなくなりました。自分が好きなものを人に理解してもらえるのは、こんなにも幸せなことなんだと気付けた瞬間でした。
それからは母もJAM'Sになり、一緒にミセス先生の歌を歌ったりしています。ある時はサプライズで雑誌を買ってくれたりもしました。いつか母と一緒にミセス先生のライブに行くことが夢です。