春の暖かさ ひだまり 冬がやって来ればかじかむ手を温めに暖を取っては 凍てつく夜を夜明け前の朝日を。 私たちは過ごす。 暖かさが覗く、まだ寒さの残る4月。 心の躍る春は何処。 (まだ私は春探しをしては寒さをしのいでいます。皆さんはどんな春を探しますか?)
穏やかさの中に私は居なかった
漂う過去の私。 漂う微かな香りは私を夢へと誘う ちらちら舞う雪は恋心のように、 次から次へと溶けては私を溶かしていく 支えになった秋の木々に 真冬がやってきた。
真夜中に。 冬の恋は粉雪のように溶けては降り注ぐ
そばにいてずっとそばにいなかったものがそこにある。 ひとり。 私は孤独に押しつぶされたことはない。 最初から孤独なのだ。 人間は孤独であり孤独ではないのだ。
夜明け前より 漆黒の静けさ 私の夜明けはすぐそこにあった 夜明けは暗いものではなかった すぐそこに明るい陽の光が。 カーテンを開けたら 眩しい太陽がそこにあった。
今すぐにやってくる未来とその先の未来は 培ってきたもので出来ていて それも努力の証になっているはずの未来には 私の無駄じゃないはずの足跡が足音立てずにあるはずもなく ぷかぷか浮いているはずもなく 明日が怖いと泣いたあの日には私の顔は見当たらなかった
白い息を吐く 冬の結晶 遠くの遠くの国道
寂しさとあの真夏の気だるさを
今はあの時を思う 君は何色?