友達:互いを気遣い合える関係 友人:殴り合っても最終的には復縁できる関係 親友:殴り合いすら楽しい関係 仲間:『友』なんて文字で表すのは今更恥ずかしい、そんな関係 恋人:できたことが無いので分かんねえ
『いやまあ、これはほんの受け売りなんだけどさ』 そんな言い訳から始まる文句だろうと、誰かの心を多かれ少なかれ動かすかもしれない。 ポエムなんてそんなもので良いんじゃないですかね?
「私は、ある人を探していてね」 隣に座ってもいい?と目配せをするから、少女は横にずれる。 ありがとうと言うように微笑んだ彼は、続ける。 「もしかしたら、君がそうかも、と思って、思わず声をかけてしまったんだ」
貯金箱。昔のお札が一枚といくつかの小銭。 引き出し。少しばかりの雑貨と昔の文房具。 人生。数少ない記憶に残したい思い出。 考えてみたけれど一番中身がないのは自分の記憶。 中身が詰まっているであろう人々の思い出に反して。 僕はすっからかんの中を生きる。
雫がながれおちる夜 それはそれは寒い日 ヒーターのない部屋 両の掌摺り合わせて ほんの少しの温もり 感じていたいから今 今会いたいから君に これって痛いかな僕 もやもやなんて不要 は~っと吹きかけた 息と共に誤魔化して
いつかの君を夢で見る 手に着くこともなくなるほどに 君を思えば、なんでもできる 君を思えば、なにもできない 聖夜の真実を 君はどう受け止めるか それともその時に、 僕に勇気はあるのだろうか
すらりと伸びたその華奢な拳 添えられたお皿はあたしの口角 貴方の上機嫌な尻尾が私に向くのを見たいから ちょっとリスクも好きになれるのね
どうしても忘れられないのは、 あの日見た夢のはずなのに、 生きていくほど薄まっていく。 生きれば、生きるほど、 私の中に意味のない水が溜まっていく。 夢は夜に溶けて、どこかへ行ってしまうのかな。
繊細なカットを繰り返された宝石 粉々に砕けたグラス クレーターだらけの月 アステロイドベルト 御承知の通り 傷だらけの方が 人生は輝く
どうせ知らない人だし何を話してもいいや。 そういう気持ちが、少女には生まれていた。 彼の瞳や雰囲気が、少女の言葉を引き出した、ともいえるかもしれない。 「じゃあ、私と少し話そう」 彼は、少しだけ笑ってみせた。