思っていたより大人になれなくて、 今までより「自分」を保てなくて。 何にもなれない自分に嫌気がさして 新しい「自分」を見つけた彼女を妬んで まだまだ自分は子どもだ、と泣いた。 いつになったら、と いつかきっと、の狭間で 「どうしてもあなたじゃないと」の声を待ち望んで まだ翔べない自分がいる
桜吹雪に遊ばれる主人公の気分
諦めないことが素敵だとか 信じ続けることが大切だとか そんなことが言いたいのではなくて、 諦めたなら、その決断に後悔しないための努力を。 信じられなくなった日には少し立ち止まる勇気を。 それだけでもいい 自分に絶望するよりも、 自分で夢を見ていたいと思った 何度も悩んで選んだこの道を、正解にするための4年間に。