最後まで愛せなかった 最後だからって全部綺麗に見えた気になるのは嫌だ でもあの場所は愛してた 後輩は愛してた 先輩は愛してた 仲間は愛してた あの思い出は愛してた もう簡単には入れない もう着られない もう戻れない 寂しさと、 感謝と、 不安と。 全部大事にして、次に進め。
今話しているのは僕ではない。ただのナニガシ。だからこそ、気楽に何でも言ってのけることができる。
わたしは過去を愛しすぎていた。
校長も教頭も太陽みたいに眩しくて 職員の皆さんも明るくて優しくて 辛い時に心の支えになってくださって 「いつか一緒に働きたいな」と思いながら 今から何をすべきか分からず悩んでいる日々
私に「恋」が似合わないなんて 私がいちばん知ってるんだから
あんなに近かったのに まだもっと近くに行きたいって思ってしまう
好きなものを好きと言って 好きな人を好きと言って 何が悪いのだろう 人と違うから? みんなと違うから? 普通じゃ、ないから? ……普通って何だろうね
カスミソウの香りと一緒に 君は「何処か遠く」へ行ってしまったね また、会いたいな また、会いたいね そっと花束を抱えて 独りで街を歩くよ
凍った世界が溶けて、 あたたかな光が私たちを照らして、 優しい風が背中を押す時期。 その色鮮やかな空気を、 恥ずかしがりで無邪気な空気を、 胸いっぱいに吸い込みたい。 けど、 それはできない。 それが、 花粉症の定めだから。
あの日 一瞬にしてあたりまえは拭い取られた 一瞬にして幸せな未来は拭い取られた 3月なのに雪が降っているなか、細い細い蝋燭一本を惜しんでみんなで丸くなって過ごしたあの夜 やっと、水と電気が使えるようになった瞬間の喜び 過去を悔やんでもどうにもならない だから、生きている限り伝えていこうと思った あの日からもうすぐ11年が経つ もう 11年か…