もう少し この寒さが早く訪れていたなら 君に甘えるのも簡単だったのかな なんて冷えきった指先を撫でながらぼんやりと
夕方になると思い出したように降り出す大雨が 都合のいい私の心のゆらぎのようで 遠くから眺める私のいない時間を 見ないふりしか出来なくて この寂寥感が心を埋め尽くす前に 自分勝手な私を捨てなくちゃ
日付が変わった 夜の闇の しずかで ただ自由な空気が好きだ 今日は自分らしく過ごせたかなって 明日はいい日になるんじゃないかって思えてくる そして、ただ目を閉じる
「しあわせ」のポエムのまとめを公開しました。 かりんとうの企画に参加してくださった方々、 ありがとう。 みなさんの「しあわせ」を読んで 少し元気になりました。 また、機会があったら ゆるっと企画やりたいと思います。 では。
新快速の通過に ぼーっとしてた心が破られて 意味もなく見つめていた ローファーが照れる、と呟く ふと見上げた大空に 泳ぐ雲たちと目が合って はためいたスカートが 青い春を連れてくる。
紫がかった雲を、 綺麗な星空を、 明るい陽射しを、 賑やかな雨を、 全部、あなたと見られたら。
明日をいきるために「しにたい」と呟いた 今日の自分を励ますために「きえたい」と唱えた 気づいたらやめようにもやめられない習性になっていた
絶対助けに行く 待っててね、私 そしてたどり着いた そう、ここは貴方の胸の中 助けないで
季節外れの冷たい風に吹かれて 冷えきった私の手を温めてくれる誰かが欲しい