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整地されていない地で猛ダッシュするべからず

家が農家の私が伝えたい教訓は「整地されていない地で猛ダッシュするべからず」です。
    
中2の5月コロナの影響で一ヶ月学校が休校だったときの話です。
コロナのせいで学校へも行けず、習い事の剣道も出来なかった私達兄弟はある日、畑で運動がてら鬼ごっこをしていました。帰るとき、誰がいちばんはやく車まで戻れるのかという競争になり、私は弟と妹には負けたくない気持ちで猛ダッシュし始めました。

ゴール寸前。

足がなにかに引っかかったような感じがしたかと思った次の瞬間私は顔面を土と大粒の石にスライドさせ、足に感じたことのない激痛が!!!折れたのかと思い、家族に折れたかもしれない〜歩けない〜と泣いて助けを求めました。折れてはなかったのですが、治るまで病院に行かなかったため結局どれほど重症だったのかわかりませんでした。けれど一ヶ月間立つことも歩くことも出来ず、家でごろごろし続けていました。

後日、並んで走っていた弟が言っていました。
「あのときhotaが僕のことを抜いて前を走ってたかと思ったら急に僕の目の前から消えてめっちゃおもしろかったんだけどぉ笑笑笑笑」と。

それから今まで一度も畑を走っていないし、これからも走ることは決してありません。