お日さまが西へ去ったあと
土からはいでて、できる限り泥を払う
一昨日見つけたピンクの
すべすべした石を持って、君のところへ
僕のヒタヒタ歩く音だけが聞こえる
青白いみちで小さな名もない花を摘んでいく
君の窓辺で、どうにもならないバラードを
くすんだお月さまに聞かせてしまう
そして橙色の渚で君を見る
ただ君といつか昼の下を歩きたい
けれど想いは夜のガラスを今ひとたび見て
くだけてさらさらと夜風にとびそうで
親友のきつねくんのように、かっこよかったら
東の空が明るんできたので、
しんしんと家へ急ぐ
自分を愛せないと人を愛せない、と人は言う
しおれた花とざらざらの石に
ぽつりぽつりと染みが広がっていく
リア充なんてうらやましくないよ
だってなったことあるし
しかもリア充だからってすごいわけでもないし
大切なのは
付き合った人数じゃない
どれだけ愛したか
どれだけ愛されたか
どれだけ笑ったか
どれだけ泣いたか
どれだけ濃い恋愛をしたか
だよ、きっと
そういう恋愛ができれば
一生で一回しか恋ができなくても
いいとおもうんだ
ぼーっとしてたらどんどん時は流れていって
氷が溶けて薄まったココアを飲み干して自転車にまたがった
涙を玉ねぎのせいにしたり
感動するはずがしなかったり
自分でも自分がよくわからなくて
ずっと机にうつ伏せ
本当は眠くないのに寝たふりして
教室中の笑い声を聞きながらひとりぼっち
そんな日々に別れを告げたくて
一心不乱に走った
自転車はあまり力をかけなくてもよく走って
なんでもできそうな気がした
キットできる キット大丈夫 キット叶う キットうまくいく キット,キット……
ガーベラ~花車~に託すこの気持ち
自分自身から逃げたくないから 自分自身に負けたくないから そして
自分自身を信じたいから
ねぇ、「強い」ってなに?
大人はみんな「強くなれ」って言う。
でもさ、「強い」ってなんなの?
権力?
体力?
言動力?
私は気づいた。
どれも違う。
「強い」ってことは「優しい」ってことなんだ。
どんな「力」よりも少しの「優しさ」が、
誰かをたすける「強さ」になるんだ。
もし君が、僕のことを嫌いになってしまったらどうしよう
ー君とはこのまま友達でいようーそう約束したのに
今私達の間に芽生えてきてるのは、恋という清らかな一輪の花
君には彼女がいるのに、僕にも片想いの大好きな人がいるはずなのに
どうしてその気持ちとは裏腹に、こんなに求めあってしまうのだろう
君には友達として好きになって欲しいのに
君も最初は、 友達として大好きだ と言ってたのに
好きだけど、伝えられないこの思い。
早く伝えなきゃと思うと焦って目をそらしてしまう。どうしたらいいのだろう?