表示件数
0

ベランダの植木鉢
すこし心配しながら
荒く粗く 叩きつける
雨粒のその音に
存在証明の叫びに
ひとり 勇気をもらったの

虹を信じて待つこころは
やわらかに蝕まれてゆくから
つめたい雨は痛いけれど
傷痕は癒えても残るけれど
"わたし"が"わたし"を
ころしてしまう前に
どうか どうか
すべて流して

2

トーストには何をぬるのか。

*昨日の夢はモノクロだった。色をつけてほしいと強請るような、そんな夢。
*すこし痺れる魅惑の蜜は、他にはないほろ苦さも兼ね備えていて、私ごときを引きつけるには充分すぎた。
*バターとマーガリンは似ているようで似てない。本質は全く違うのに、同じように重宝される。良く言えば便利、悪く言えば都合がいい。私たちはきっとそんな関係。まぁ私は、どちらもたまらなくキライ。

0

無題の詩

僕らの声は届かないのか。
平和のために争った人々の叫び声
人として生きる為に生まれてきた。
殺すために、死ぬために生まれてきたわけではない。

0

夜@星の木

迷子

アレ右だったっけ
いや、左か
さっきまで光が見えていたのに
突然、闇はやってきた
ある瞬間
僕を闇に落とすそのセリフ、行動
一寸先は闇?まったくその通りかも
希望が見えるまで迷い続ける