何かと理由をつけたがる僕に
振りかえったお姫さまは
階段の途中
降り始めた雨
「ガラスの靴なんか残さなくたって、
あなたは きっと
わたしを迎えに来てくれるでしょう?」
ワンピースに秋風をのせて
こんなこと言う あなたは強いひと
かしげたこくびが奏でるのは
12時を過ぎても解けない魔法
未明に僕は目を覚ます、
空は蒼いがまだ暗い、
だから、
芒原にでも出てみる。
時の流れとは一定である。
芒は僕より高いかもしれない、
いや、高い。
刹那、
僕は見えないものに包まれた。
時の流れとは一定である。
あの時俺に秋を伝えたのは、
松でも虫でもない。
それは...。
(一体なんなのでしょうね。)
秋は死と生を二つとも持っている。
落ち葉、
かげろう、
落ち穂拾い、
彼岸花、
茸。
永遠などない、
この世には、
そのことを、
肝に銘じなければならない。
P.S.皆さんに幸多からんことを。
長野より喪失感と虚無感とテストのむしゃくしゃとありとあらゆる何かを込めて。
Key-towerで御座います
(皆さんの短歌とか俳句とかその他の韻文とか投下していってくれたら嬉しい限りです。)
音楽を聞いて楽しいと思えることが少なくなった
物語を読んで心が動かされることがなくなった
他の人のために涙を流すことができなくなった
大勢でいるのが苦手になった
他人の感情を読み取るのがうまくなった
ひとに気を遣うようになった
笑顔をつくるのが上手くなった
ひとりでいるのが好きになった
ひとりでいるのは好きだけど、嫌われるのは嫌。
大勢で群れるのが女子の性質で、それについていけなくなったらハブられてしまう。
だから、無理に合わせて笑って、思ってもないこと言って。
いつのまにか心がなくなったようになって
人生ってみんなこんなもんなんでしょうけど。
大勢より1人がいい
独りより1人がいい
大勢だと周りの声が大きく聞こえるから
独りだと鼓動が大きく聞こえるから
だから君の声でかき消して
言い表せない感情を、私は恐怖と呼んでいます。得体の知れない恐怖を、私たちの代表に感じています。
どうしたら、私たちの声は届きますか。どうしたら、私たちを見ますか。
この国は、一部の人のものじゃない。私は、この国の為のものじゃない。
どうか、声が届くことを。
彼らが人間であることを。
そして、声がやまないことを。
後悔とか喜びとか怒りとか悲しみとか
この両腕いっぱいに抱えたもの全て
あなたのおかげでここにあります
これから先はまだまだ長いと思うけど
一度はちゃんと言いたい
生んでくれてありがとう
君のバイクの後ろにのった
初めてだから落ちそうで怖いくて
君は必死にしがみつく私を笑った
「初めてなの?」って なんか楽しそうだね
「こんなに抱きついてくるやつは初めてだよ」
君は呆れてまた笑う
女の子との2人乗りは初めてじゃないって
そんなのわざわざ教えてくれなくていいのに
君の背中
あったかくて大きいね
友達のはずなのになんかドキドキするのは
2人乗りが怖いからかなぁ
「お前が近いから緊張してるんだよ」って
そんなの真面目な声で言われたら何も言えないよ
君の背中
私と違ってがっしりしてて
好きじゃないのになんかドキドキするの
君も同じ気持ちなのかなぁ
また後ろに乗せてくれたらいいなぁ
なんて思った
息を飲んで、規則正しい心音に
耳寄せた。
1分が1分でなくなればいい。
またねはないの、そうなのね
君が波揺れる海を歩くのを、
望遠鏡で眺めていた。
月明かりにふらり、夜道をたどって
私をどこかに連れてって
胸の奥にしまっておいた。
信じているのかうぬぼれているのか、
その境目はいつも見えない。
手を伸ばせば、すぐその背中に触れるのに。
またねがないの、そうだから
そんな理由を、抱きしめている。