一人でいたいと思えば思うほど
他人の存在が目に入る
もっとちゃんと
一人になりたい
止まらぬ足にひきずられて、僕はどこへ向かうんだろう。 悲劇のヒロインを気取る心。 おもちゃのような四肢を携えて。 誰かとの思い出の架け橋を通り抜け 笑わない心と笑う顔。 正しさの変わる渦潮のような社会を 時間を売って過ごしている。 命を売って過ごしている、なんて。
あぁ
頭の中にはいつもあなたが
こんな冴えない僕の元に
どうしてあなたは訪れる
いつかあなたの本物の
いつかあなたの温もりを
手のひら同士で感じたい
そんな事を想いながら
今日もあなたの絵をえがく
『婚前の段 o:@yP4 ハイカラ少女と古風な婚約者』
法帖は困惑していた。
不信感を持たなかった自分が悪いとはいえ、
妖怪に憑かれるなんて。
それを見透かして覚は言った。
「吾を悪霊の類と一緒にするな。
吾は人に害をなした事はないよ。」
法帖は路面電車を使った。
正確には使わざるをえなかった。
京都の北側に月ヶ瀬家の屋敷はある。
法帖は伝えていた時間の14分前に着いた。
しかし着くなり駆けてくる少女がひとり。
「敦さん!お久しぶりです!私です!ながよです!」
「ながよ。本当に久し振りだな。かれこれ4箇月振りか。寂しい思いをさせて済まなかった。」
ながよは嬉しそうな様子で法帖を屋敷に招き入れた。
なぜながよがすぐ来たかというと、
会うのが久し振りでずっと玄関先で待っていたということらしい。
法帖はながよの母に挨拶を済ませ手土産のカステラを渡した。
ながよもその母も気に入ってくれたようだ。
先刻から覚はずっとそばにいるのだが、ながよにもその母にも見えていない様だった。
覚曰く、邪魔になると思って姿を消しているらしい。
なかなか気が利く妖怪だと法帖は思った。
暫くしてながよが突然気がついた様に口を開いた。
「そういえばね、敦さん。
この家、地下に図書館があるの。
ねえねえ、行ってみたくなぁい?」
まっこと怪しい話である。
To be continued #25↙
『婚前の段 o:@yP5 アンノウンN.E.』
P.S.やっとながよちゃん出せました。
取り敢えず後にも先にもこの子以上の美少女を出す気はありません。
しっかしこんな子を婚約者にする法帖は妬ましい。
まっててほしい
すぐに行くから
君はまたフラフラと消えてしまいそう
やめてよ、絶対もて遊んでるだろ、
まってろよ、
いつもの場所、一歩も動かずに!
「追いかけた先は真っ白 苦しみは忘れても一度君を探すよ」
なんか女子っぽくなっちゃったかも。作りながらドキドキしてました(笑)
いつでもそばにいてくれて
つらい時なぐさめてくれて
もう少し頑張ろって励ましてくれる
あなたのその優しさが
理解してくれるあなたが唯一の救いで
頑張ろうって思えて
共に過ごす時間が空間が
嬉しくって何よりの幸せなんだ
※違和感ありありですが…笑あいうえお作文に、はまってます笑(^w^)
淵を覗き込む
支えているのか
後押ししているのか
踏み止まらせているのか
誘っているのか
そんな風を纏って
片目を閉じて想いの芯を捉えると、あなたと見るはずの景色が見えてきて、ほんの少しだけ泣きたくなった。
こらえようとしていたものを、自ら見てしまった感覚は、どうにも表すことなんてできない。
しばらくして私は、
ただ静かに両目を閉じた。
努力が才能を凌駕する
果たして
そんなことはあるのでしょうか
揺るぎ無きその永遠は
きっと そう
一瞬なのね
わたしはもう
そんなことには賭けないけれど