世界は儚い。
世界は嘘で汚れている。
世界は広い。
世界は…。
世界は、それでも美しい。
夢だろう、きっと。
露めく景色に彩られる
君が踊る 街が揺れる
傘が開く 滴が泳ぐ
僕も踊る 君と踊る
月が歌う 星が囁く
雨じゃ足りない
雪じゃ勿体ない
だから今夜は レインがいいな
(お久しぶりです。テストという悪夢から脱出してきました!これからもよろしくお願いします。)
いつも一緒にいても
よく喋っていても
心は目に見えない
心は目に見えない。
だから悲しく楽しく難しい。
このもやもやした気持ち。
一言で表そうとすれば、
「自分が嫌いだ」
嫌いなんて生ぬるいものじゃない。
憎いのだ。
私が大好きな君も恋に破れて悲しんでたんだね。
気づいてあげれなくてごめんね。
でもね、私の方が君の言葉に気づついたよ。
好きな子いたんだね。
しかもその子友達なんだよね。
失恋してそんなに悲しむほど好きだったんだね。
どうか、私の存在を忘れないで。
いつでも君のこと思ってるよ。
いつかこの気持ちが伝えられる日がくるのかな。
誰もが皆、罪を犯してる、AからZ、26には収まりきらない位に、だから地上は牢獄なのか現実は非情なのか、向こうの世界は...
言葉にならない思いを、無理に表す必要なんてないのでしょう。
名づけられない思いを、嵌まらない枠に入れてしまう必要なんてないのでしょう。
解らないなら、解らないっていってしまおう。君の存在証明、それがいちばん大事なことだから。
僕らはきっとその為に、此処で息しているんだよ、
「僕は汚い」って思えるだけ
きれいなんだと思う。
本当に汚れているならば
そのことに気づくことはないし
悩んで涙することもないんだよ。
だから今、一人泣いている君は
とても人間らしくて。
そんな君のことを僕は愛おしく思うよ。
浴槽の中、潜った
酸素の泡が昇って
わたしはもういちど、生まれ変わるのではないかと
このまま透明になりたい
ゆらゆらとかみの毛がそよぐ
わたしの心はわたしの両手が
しっかりとつかんでいないとなくなりそうだ
浴槽の中、溺れた
酸素の泡が昇って
わたしはもういちど、息をしたいのではないかと
このまま透明になれたら
ゆらゆらとあの日の続きが
わたしの心はわたしの両手で
しっかりとつかんでいないと
誰かに託したりしたら、
なくなりそうだからね
君はいつも笑ってて、明るくて、面白くて、優しくて、なによりも強い。私はそう思っていたよ。でも君は、誰にも、何にも見せないように、1人で泣いていたんだね。強がって弱さを見せないように、誰にも気づかれないで泣いていたんだね。今はその涙の理由も、君が見せない理由もわからないけど、その涙が嬉し涙になって、笑い合えたらいいな。
ねぇいつか
貴方には愛しい誰かが出来て
初めてみたいな顔して
愛してるって囁くのね
ねぇいつか
私にだって愛しい誰かが出来て
初めてみたいな顔して
身を委ねてみせるのね
私は最近思うのです。
大人より子供の方が大人なんじゃないかなって…
確かに大人は色々な知識を持っていたり、人と上手くやる力を身につけているかもしれない…でもそんな知識を身につけていくほど、「純粋な心」を削っていってるような…自分がどんどん汚くなっていく感じがとても苦しいのです…
助けてと発せられたその言葉は、意図して誰もいないところに向けられていた。
だけど私は透明人間だからそれを盗み聞きしてしまうのだ。
そこでいきなり抱きしめてしまうのが正解なのか、私にはわからなくて、いつも流れる涙をただ見つめてる。
だから私は透明のまま。
あなたは夜の街を歩いている。夜の街はにぎやかで、ピエロがふうせんを配っている。日曜の夜にピエロがふうせんを配っているなんて変だなあ、とあなたは思うが、好物のたい焼きの店ののぼりを見て納得する。今日は受験生の日なのだ。もちろんあなたは受験生である。あなたはたい焼きを食べながら幸せな気分で夜の街を散策する。なんたってあなたは受験生だからだ。
あなたはそろそろ家に帰ろうと、もと来た道をたどるが、まったく知らない場所に来てしまう。地図を見ようとスマホを取り出すが、あいにく充電が切れている。
泣きそうになりながらやみくもに歩いていると、ふうせんを配っていたピエロが立っている。ピエロに道をたずねると、ピエロはなにも言わず歩き出す。ピエロにしたがい歩いていると、いつの間にか夜が明けている。
あなたはキッチンで朝食を作るお母さんの背中を見て、ピエロのことはもう忘れようと思う。そりゃそうでしょう。あなたは受験生なんだから。