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水の中。冬。

ざぶんざぶんと黒い水が生き物のように動く
がっぷがっぷとのみこんだ今までのかなしみが
夕べのうちに融けてなくなってるなんて、誰が言ったんだ。
指先が、しびれるように
喉のあたりが震えるように
私は生き物でした、生きていました、確かに
今もってわからないのは、恋だとか、夢だとか、そういったこと。
今朝コーヒーを飲みながら読んだ新聞では、いたいけな少女の惨殺事件が一面を飾っていた。
彼女の耳にはイヤリングなどがついていただろうか
そして、その子の母親は、くたびれたエプロンなどして
目玉焼きやベーコンを朝食に並べながら、溜め息などをつくのだ。
どぶんと音をたてて
大きな魚が鱗をきらめかせ私の横を泳いでいく
がっぷがっぷとのみこんだかなしみは
腹の底に冷たく、キリキリと痛むように
胸の内に杭を打つ
水の中。夜とも朝とも判らず
そう、生きていました、私はたった今
雪のような呼気を吐き出した。

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私の気持ち

好きな邦ロックアーティストの曲の歌詞を聞いて、一人で泣いてる夜。あなたへの気持ちをまるまる唄った曲なんてどこにもないよ。この気持ちは私だけのもの。私だけの大切なあなたへの気持ち。

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こんな夜

甘酸っぱいグミみたいな私の恋。もうあなたしか私にはいないの。誕生日プレゼントも買ったけど直接なんてわたせるわけがないからさ、置いておくよ。気づいてね?
ラズベリーピンクの私の恋。もう一生あなたほど好きになる人はいないの。メアドをかいた手紙を書いたけど、直接なんてわたせるわけがないからさ、置いておくよ。気づいてね?

自信なんて1%未満。あなたへの愛は100%以上