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UFOの落ちてきた夏~5話目~

__私と同じ名前。もっとも、私は青空の空で"そら"だけど。だが、それで少し親近感が湧いた。
「宙君、どこから来たの?」宙は答えない。
「宙君、これを運転してきたの?」宙は答えない。
「宙君、どうしてここに来たの?」宙は、だんまりを決め込んだようだ。先ほどまでの威勢はどこへいったのだろうか。
態度や様子を見ると、どうやら宇宙人ではないようだ。だとすると、この年頃は難しいのかもしれない。私は小さくため息をつき、宙を引っ張る。
「さっきは叩いて悪かった。痛くない?」
くしゃっと頭を撫でて。

続く

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no title

"おはよう"

その一言が運命を変えてたのかもしれない

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no title

どれほど深く潜ればあなたに会えますか??

もう潰れそうな手先がぼやけて

泡のようにいなくなりそうだよ

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5年目になって

何もない地面には、青空がどこよりも広くて。
会ったことのない人たちに思いを馳せて。
こわくて海は見られなかった。
(12月1日に、初めて東北へ行きました。宮城だけだけど、やっと行けた。)

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Kokoro Diary 1

今日が人生最悪の日なら、
明日はきっと今日より素晴らしい日になるはず。

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UFOの落ちてきた夏~4話目~

今思えば、随分と馬鹿な質問をしたものだ。他になかったのか自分。すると、男の子は憎たらしい顔で嘲笑った。
「姉ちゃん、馬鹿だろ。もっとマシな質問無いワケ?」
……一言目がそれかい。いや、自分でもそう思ったけど、こんな小さい男の子に馬鹿にされた屈辱。一体、どうしてくれようか。
「君は、どこからどうやって来た、どこの何君なのかなー?」
頬がぴくぴくと張っているのが分かる。こんな子供にムキになるなんて大人げない。そう思って、我慢して優しく聞くよう努める。だが、
「見ればわかんじゃん。これに乗ってきた。やっぱ馬鹿だな、姉ちゃん。」
無理だった。こいつ、可愛いげがない上に生意気だ。優しいお姉さんはやめよう。
「質問に答えきれてないじゃない。まず、名前は?」
男の子は、少し間をおいた。
「宙(そら)。宇宙の宙で"そら"。」
私は驚いた。

続く

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作詞してみた

~君しか見えない~

告白するって決めた日曜日 明日に備えて早く寝た

夢にも出てきた君のこと しかもフラレた夢
『告白やめようかな』なんて 今まで何回言ってきたか
でも今日は言わない 絶対って決めたから

『おはよう』君から言ってきた 何も言えない私
『どうしたの?元気ないね?』そういうところ全部大好きだから

君と初めて出会い 初めて恋した この気持ちどうすればいい?
この気持ち抑えられない なんにも見えない 君しか見えない

あと三十分で終わる授業 一日中ドキドキしてる
真面目に授業してる 私を見て恥ずかしそうにしてる
ドキドキが増してくる 秒針より早い鼓動

声をかけると返ってくる優しい声 優しい笑顔
君に今すぐ伝えたい この溢れそうなキミへの想い

君と初めて出会い 初めて恋をした この気持ちどうすればいい?
この気持ち抑えられない なんにも見えない 君しか見えない

評価お願いします⁽⁽ଘ( ˙꒳​˙ )ଓ⁾⁾

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UFOの落ちてきた夏~2話目~

大きさは軽自動車くらい。大人二人は簡単に乗れそうである。……やはり、UFOには宇宙人が乗っているのだろうか。私は、頭でっかちで大きい目を持つ、いわゆるヒューマノイドという宇宙人を想像して、扉が開くのを待った。
しかし、扉はびくともしないどころか、中から物音すら聞こえない。さっぱり訳のわからない物体に、私は好奇心をくすぐられた。縁側から裸足で外に出て近寄った。しばらくは観察のみだったのだが、あまりにも何も起こらないので、つい触ってしまう。
…ひんやりとしている。夏の日差しに当たっていた温度には思えなかった。

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金平糖の夜

甘い飴玉 口の中 水玉模様
私のまぶた 瞳を閉じ込めて 雫模様
ソーダがからだを溶かしていく
いちごが赤い
甘酸っぱくて 見えないだけ
金平糖の夜