「お、お兄ちゃん達、いい人…?」
怯えた様子の男の子が木の陰から顔を出す。其れにしても、いい人かどうかを問うとは。
「こんにちは。良い人かどうかは計りかねるけれど、悪い人にならないように生きてきたよ。」
すると男の子は、一瞬にして眼を涙で溜め、助けを乞うてきた。
「助けて!お父ちゃんが殺されたの‼」
そこからは泣き止まず、その声は小さいのに悲鳴にしか聞こえなかった。
透かした言葉をかみくだいて
嘘の言葉を探らないで
自由をかざせよ
何度だって
思うは自由だ
しばられた怪文を蹴りあげて
強く自由だ
あー...うー...わからない...
貴女のところまで飛べれば埋まるの?それともまた別の?
こんな穴には落ちたくない
貴女と一緒ならいいんだけどね...
初めてのらっきょう
破った約束
なくした靴下の もう片方を探してる
明るい陽射しに祝わせて、親の頑張りに感謝して、また歩くんだね、君は。
僕は君とはいけないからさ。もうこの先、関われないから。それでも見守ってるから、きっと楽しいからさ。
今までを思い出に変換して、行きなよ。君の居場所は僕のそばじゃないから、そばじゃないからさ。(校舎の気持ち、なんて)
あなたが幸せだったら、あなたの大切な人も幸せ。
って、そんなことはありえないけど、
あなたが幸せでないと、あなたの大切な人も幸せにはなれない。
そんなことを思う、今日この頃。
きみの 短くしたスカートから覗く
やわそうな 腿の肌を
桜が撫でるような そんな春が来ることを、
これで最後
今日で最後
夏の太陽が ぎゅっとする頃には
他の誰かと恋をしたりする
それを 日差しの合間のテラス席でアイスティーを片手に聴くし
ケンカした日の深夜の電話は夜通しきみを慰める
そんなときだけは 特別
きみの 短くしたスカートから覗く
やわそうな腿を これから会う誰も知らない
いつか、卒業 おめでとう