傷を治すためのバンソウコウが、傷を見せないためのものになっていたのは、いつからだっただろう。
歩きすぎて 足が痛い
走りすぎて 胸が苦しい
珍しく降った雨で 道路はびしょびしょ
いつも歩く道から 雪が消えた
今日は木曜日
あと一日歩かなきゃ あと一日走らなきゃ
目的なんて無いけれど 実際その方が楽しい
楽しい方が いいと思う
君たちはきっと急ぎ過ぎているんだ。
家はそう遠くない。
twilightは終わったけど、nightはまだ降りていない。
靴音は皐月の蝿だからさ、ぶーんぶーんって。
それに僕はフェチズムを抱くけど。
そんな物で満たされない程飢えも無い。
だからさ、ゆっくり、ゆっくりとさ、
闇に身を任せてみない?
そういえば、梅が咲いていた
桜の頃は、僕がサクラだかなんだかに乗る頃
その頃には、絨毯が買えるといいな
いや、難しいか
でも、ピアスは、開けたいな
そういえば、制服とサヨナラするんだね
昼前の空の白い月とか、なんだかんだの頃
桜の頃には、そわそわと、歩いてるといいな
いや、大丈夫か
だって、春は、そうさせて
これから毎日ひとつ詩を書きます。
小さな目標を立てました。
1年経ったらどうなるかな。
何も変わらないかな。
でも無駄なことはきっとないはず。
それを証明できたなら。
暖かく見守って頂けると幸いです。
この街から消えた花たちは
今日もきっとどこかで咲いている
迎えに行くから
どうかそこで待っていて
目を真っ赤にしている貴方を見て、こみ上げてくるものがありました。
握手を求めてくれる貴方に、貴方のことが好きな私は手を出すことができませんでした。
「よく頑張りました」と褒めてくれた貴方は、私の恩師です。
「寂しい」と言ってくれる貴方に、感謝の思いは絶えません。
泣き笑いの顔で送り出してくれる貴方に、
これからの幸せを心から願ってくれる貴方に、
出会えて本当に良かった。
最後に生意気を言わせてもらえるなら、貴方のこれからに幸多きことを心から祈って。
願わくば貴方が送り出したくさんの生徒の中の一員として貴方の記憶の片隅にいられますように。
6年間ありがとうございました。
大好きです。
耳鳴の中で
幻想の底で
少しずつ
傾く触覚
忘れる外郭
産声をあげた
呼ぶために
ひとつだけ鳴いた
エラー
あの一瞬は
世界中の何より
確かに慶ばしくて
会いたい、会いたい、会いたい。
笑っていてほしくて、その笑顔を見たかった。
もう一度会えると信じて真っ直ぐ走ってきた。
会いたい、会いたい、会いたくない…。
君の存在が確認されたってさ。
君に、もしかしたら会えるかもってさ。
僕は首をかしげる。
会いたい、会いたい、会いたくない…
どんな顔して会えばいいの。
謝りたくて、聞きたくて、おかえりって言いたくて、言いたいことがありすぎて、僕はきっと。
結局うまく伝えらんないんだろうな。
また失ったら?傷つけたら?傷つけられたら?
会いたいと叫んできた。
でも、会うのがこんなにも
こわいものだと知った夜。