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なんなのさ、しらないよ
なんなのさ、わからない
自問自答を繰り返しても、いつも答えは返ってこない 今日もなにかループしている そのなにかさえ、分からない 分からないことだらけのこの世界は理不尽で残酷で暖かい。

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無題。

文字の喧騒に紛れた 
わたしの心揺らす言葉 かき集めて 
左胸のポケットに そっとしまった

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きせつ

桜手折る 純粋な笑顔 儚さにごめんね、と 春の陽射し みどりの風 しあわせについて考える

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ココロ

誰かが傷つくくらいなら自分が傷つけばいいと
そんないい子にでもなろうとしたんだろうか
いつもいつも遠くから眺めて
欲しがっては自分を押さえつけた
届けたい気持ちもろくに届けようともしないで
どうでもいいなんてうそだったんだ、本当は。
どうせダメだなんて思いたくなかったんだ、本当に。

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鬼ノ業~本章(参拾)

「痛っ…何すんだ糞女ぁ‼」
一瞬手が離れた。どうやら、藤が押さえられていた手を噛んだようだ。
藤は叫ぶ。
「連れてくんじゃァ無いよ!アタシは大丈夫だ‼」
包丁を深い部分まであてがう。触れた部分からは血が垂れている。
「藤!」
思わず名を呼ぶ蒼。
藤はぼそっと一言。
「…いねェ…。」
「あん?」
「…痛いねェって言ってンだよ!」
一瞬離れたその隙を、藤は見逃さない。
胸元から素早く取り出したのは――クナイだ。

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乙女心と裏腹に

はだしの唇でキスしたの
空(くう)に描いた自分の頬に
纏うのは指先だけでいいわ
ひとぬり、ふたぬり、もうひとぬり
ベールに包まれとけてとろけて
覆われてゆくわたし、

だって大人の女性だもの
小細工なんていらないわ

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無題

こんなにいろいろ思ってるのに。

君には

ひとつも届いてないんだね

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霧吹きの虹

空なんて見たら心の小ささがわかってしまうから

虹なんて、最近見てなくて

部活の時に霧吹きをベランダへ。

無理矢理虹を作って自己満足。

でもおまえみたいだなぁと思ってやめた。