『最近バイト始めました』
そんな気分上々な毎日も、
「やっぱ辛いな」って天を見上げる。
すると空から涙が降って。
遊園地で遊ぶ客。
あぁ、そうか。
自分のあの時と同じくらい?
家族四人を迎えてる
そんな僕に父はいない。
恨んで恨んで恨んで恨んで。
笑顔で迎える今日の日を
増やした笑顔で終わらせる
今なら、、、やっぱり、、分からんか
Twitter、LINE、自分を見せるもの
自分の素顔を知ってほしくて
弱さや黒い部分を吐き出したくて
文字を打っては消して打っては消して
結局送信する勇気はない
普段からオープンすぎるほどしゃべるくせして
知り合いのいない場所だからこそ
表現できる素顔もあるのだと
今さら気付いた
底知れぬ床は水の色
空の色 夏の色
どこまでも広い海の色
自由になれないってわかっていても
永遠じゃないって知っていても
それでも進むきみの青
深く潜りたい
さよならみたいな涙の温度
どうか今だけは肌に馴染んで
取り返せない酸素
きみの瞳に溺れていくその前に
たった一度だけ目を開けた
あなたのそばで生まれて
あなたのそばで共に生きて
あなたのそばから飛び立った
また戻ってくるからねって
そしてまたこの季節が来て。
あなたのことを見つけ
あなたのことを思いだし
そして
あなたのそばで
わたしの赤ちゃんを育てます
今年からは
あなたのそばで
わたしとこの子たちが
お世話になります
ピコグラムという単位がある
一グラムの一兆分の一の重さを表わす単位である
男性ホルモンも女性ホルモンもこのピコグラムで表わされる
二〇代の男性の平均的な血中テストステロン値は一ミリリットルの血液あたり一六.八ピコグラムほどだそうで
女性ホルモンは妊娠していないピーク時で一ミリリットルの血液あたり三九〇ピコグラムだそうだ
男女差を無視して計算すると体重六〇キロの成人で四〇〇〇ミリリットルの血液が全身を流れているようだ
かけ算してもぴんとこない
一兆分の一グラムだからね
とにかく
男らしさ女らしさなんてものは一グラムの一兆分の一レベルの次元の話なのだ
男らしさ女らしさにこだわるなどというのはまことにばかばかしいことである
てな文章をつらつら書くしか暇つぶしの策がない金のないぼくはグルチャ
おっと、今年は早く来てしまった。
まだ、5月だっていうのに。
俺は夏の妖精。
夏になったら仕事が沢山ある。
セミやカブトムシをおこしに行くだろ、
コンクリートのフライパンを加熱するだろう、
あっ、夏フェスも盛り上げに行かなきゃいけねーなァ
今年の夏も忙しそうだ。
昔、あいつと約束した夏まつり今年もいけねーなァ
気付いた、きみがいなくても
朝は来て、花は咲いて、季節は巡る
思い出に浸っても 未来に希望を馳せても
喜んでも 絶望しても
何にもならないこと、きみは隣にいないこと
きっとひとりで生きられるのに
愛がなきゃ生きられないと思うのは何故だろう
どんな恐怖や悲しみを知っても、僕は生きる。
どんなに辛く、苦しくても、僕は生きる。
生きて、生きて、ただ生きていく。生きる為に生きる。
どんな過去も、未来も、関係ない。ただ、今を生きる。
「泣いてるの?」「うわ、この程度で泣くとか、男としてどうなのそれ」「嬉し泣きだよね?大好きなシューアイスかけてもらって喜んでるんだよね?」「どんだけシューアイス好きなの、ちょっと引くわ」「杉田くん杉田くん、私たちが誰かわかる?わかってくれるかなあ?」「わ、睨んでるー。こわー。」「口も手も足も全部使えなくされて、反抗的になるって頭悪くない?」「大人しくしときなよ、杉田の癖に生意気。」「ちょっとウヅ、言い過ぎだよ。」「神崎さん激オコだし良くね?」「つかシメるために呼ばれたんでしょ私たち。」「そうだけどさー、もっと女の子っぽくしようよ。」「ミナはぶりっ子過ぎ。正直疲れんですけどー。」「え、ひどい。。。」「冗談だってもー、めんどいなあ相変わらず。」「あ、杉田が何か言ってる‼」「てかあれ呻いてるんじゃね?神崎さんのシメ、マジでエグいし。」「うわ爪全部剥がされてんじゃん。。。」「こわー。絶対逆らえないわ。」「それよりそれよりっ!私たちの自己紹介出来てないじゃん‼これじゃ杉田くんとお知り合いになれないよ!」「ミナはちょっと黙ってよっか。」「ひどいよウヅー。」「シメられてる奴に笑顔で自己紹介する奴の方がひどいわ。」「さっちゃんの突っ込みは相変わらずキレキレだねっ。」「てへっ☆みたいな顔してんじゃねえよ殴んぞ。」「泣くよ?私泣いちゃうんだからね?」「あーはいはい、どうぞ私達の自己紹介しちゃってください。」「えへへ、ありがとウヅ。私たちはね、ショートボブガールズ、通称SBGって言われてるんだよ!髪型がシューアイスのシューみたいでかわいいでしょー!私はミナヅキ、皆からはミナって呼ばれてて...」「こいつもう意識無いよ」「うわマジ有り得ないんですけど。」「ミナ、顔が怖い。」
はぁ、なんか疲れたな。
夏の日の陽の熱に身体を焼かれ、やっとの思いでうちに帰って来た。怠い。動けない。
水槽を見つめる。魚の涙は見えないかもしれないけど、水草の影に隠れたコロソマの口から気泡が溜め息が、見えた気がした。
僕の頬を撫でたこの風はどこへ行くの?
地を這うかと思えば空を舞う。
遠くへ行くと思えばすぐココに戻ってくる。
強靭な刃を見せたと思えば
また優しく頬を撫でる。
海は波に乗り。森は歌を唄い。
山は駆け上がる。空は住処とする。
誰にも予想出来ぬその姿。またココに来なよ。
例え姿が変わったとしても。
かなちゃん、早くお風呂入りなさい。
ダイオウイカ出るからやだ。
出ないわよ、ダイオウイカなんて。つまんない言いわけしてないで早くしなさい。
お母さーん。
どうしたの?
ダイオウイカが。
あらほんとね。
吸盤が、痛い、痛いっ。
痛い痛いわめいてもケガは治らない。だがわめくのをやめられない。ぐちも同じ。助けてくれないのがわかっていても、助けてほしい本能にはあらがえない。そしてわめいたときと同様、やはりいっとき苦しみがやわらぐ。
βエンドルフィンが出るからだよね。お母さん、さようなら。いままでありがとう。
まっすぐ生きよう。
失敗したら、まっすぐ反省すればいい。
迷惑かけたら、まっすぐ謝ればきっと分かってくれる。
嬉しいことがあれば、まっすぐ喜べばいい。
悲しいことがあれば、まっすぐ泣けばいい。
まっすぐ生きていれば、きっと明日が見えてくる。
そう信じよう。まっすぐに。