土曜日、女子の電話番号をゲットした。三日後の夕方、電話してみた。出なかった。まあこんなもんだ。どうせ財布には千円しかないのだし。千円じゃデートは無理だ。中学生じゃないんだから。
だいたいどんな娘も、電話番号は教えてくれる。だが、出ない。よってわたしは電話番号を消去することになる。
まあいいや。いい娘だったし。電話番号はお守り代わりにとっておくことにしよう。
「あきらめるのかい?」
蛸が言った。
「いや。メールかなんか、返ってくるかもしれないとは思ってるんだけど」
「まあそうだよな」
蛸はぼそり、つぶやくように言って、たらいに戻った。
「あんたはきっぱりあきらめられるほど潔くない。かといってしつこく電話するほど無神経でもない。俺を食べずにこんなたらいで飼ってくれるような奴だ。だいたいわかるよ」
わたしは蛸の見解についてとくにコメントすることもなく。しばらくじっとスマホの画面を眺めていた。画面に変化はなかった。連休ももうすぐ終わる。そうめんでもゆでよう。
私と貴方の間にあるのは
マジックミラーの壁一つ
貴方の側から私は見えない
貴方が必死で私を捜すのを
やがてゆっくり諦めて
新しい恋を求めるのを
私はただ眺めてる
映し鏡の私達
失くした痛みも
薄れた先の諦念も
同じ様に育てていった
私と貴方の間にあるのは
マジックミラーの壁二つ
灰色に透ける鏡から
真っ黒な壁を眺めてる
笑うのも泣くのも
いい時とわるい時がある
世界がいつか
幸せになって笑って
幸せだから泣いちゃう
そんな時が来るといいな。
同級生がみんな友達じゃない
学校生活はプライベートじゃない
時給3万円のお仕事さ
営業スマイル、108円になりまーす
明日やろうはバカ野郎!
です。
明日は確実に来るものではないので、やりたいと思ったことは、その日のうちに!
世の中人間は
ひとりひとり違う。
苦手なこと、得意なことは
人それぞれ。
私は体力がない。
でも
音楽が好きな気持ちは
だれにも負けない。
絵画だって
自信を持って「得意」と言える。
体力面で個性を出すことは無理だけど
芸術面ではそれができる。
自信を持って生きよう。
自分のいいところは必ず見つかる。
ありがとう
君と初めて話した時
私には友達なんていなかった
必要ないと思ってた
友達なんてめんどくさくて
トラブルのもと
でも君は私をそんな悪夢から
目覚めさせてくれた
君となら永遠に話せると思った
そんなことを思えたのは
君だけだ
君にはたくさん友達がいる
いろんな人と話せる君をみて
自分を狭く感じた
私は涙の湖
君は宇宙
初めて変われる
そんな気がする
いや
変わりたい
そう思わせてくれたのは君
ありがとう
心の移り変わりなんて
季節の何倍も早い
ずっとずっと一途な心なんて
誰も持ってない
それでも
その一瞬のうちでも
真剣に愛した人を
すぐ忘れて飛んでいくなんて
私には
できない
ううん
できる想いも持ってる
でも
でも
私は
したくない