青い僕等に
強く光が照り付ける
くらくらくれる僕等の身体と
ゆらゆら揺れる僕等の気持ち
重く黒い夜の空に
刹那に輝く君の光
火のように五感に焼き付き
花のように儚く消える
そんな彼女は--閃光少女。
不思議な魔力で僕を魅了して、不思議な香りで僕を安心させてよ。
目覚めるまでそばにいてほしいだけさ。
夢の中でしか会えないから、せめて毎日出てきてよ。
永遠に僕を惑わせてくれればいいのに。
至福の時が永遠に続かないのと同じように、
君の甘い残香を抱きしめ、また目覚める。
ねえ、○○
何?
○○はさ、将来歌手になるんだよね
うん、そのつもりだよ?そっちは?
私はきっと舞台の上で、歌って、踊ってるよ。たぶん
ふーん
ねえ、一人で活動したいの?(あんたと私ならうまくいきそうな気がしてるんだ)
特にそういうのはないけど?
(一緒にやらない?って言えればなぁ。でもまだ高校でもないのに、いえないよね
てか美人過ぎて私のぶすが浮かび上がっちゃうかも)
まあ、あなたと一緒にやったら、あなたがキーボードで、私がギターだねw
(言ってもらっちゃった。照れくさ。なら言ってみよう。2人とも経験は豊富なんだ から)
ねえ、未確認フェスティバルっていう、私が聞いてるラジオのね…
君と最高の親友になりたい
僕らの願いはそのほとんどが叶わない。
そう、願うだけでは届かない。
願いは願うだけでは叶わない。
僕らは小さな政治家。
僕らの力は小さい、何もできないに等しい。
けれど、僕らは何かを変えることが出来る。
ほんとうの願いなんて後悔したってわからない。なにを捨てることを想像してもだれかの顔が思い浮かぶことは本当にしあわせか?信念なんてものの虚像にしがみついているのはみっともないことだろうか?
今
私がわからないものが
悩んでるものが
いつか
いつの日か
誰かを照らす
優しい光に
変わればいい
もう
辛いのは
いらないから
「愛してる」が報われなくて
愛の形が当てはまらなくなって
愛が憎しみに変わりそうになる
憎しみに変わる前に かけてよ
傷だらけの心に 君の魔法を
飛んでいかない 心の痛みに君がそっと「大丈夫。」って
無責任だなって、何を根拠にって、
でも、それよりももっと大事なものが それにはあるから
そうなんだ……ところで話は変わるんだけどさ。
あ、わざわざ変えなくていいよ。
えっ⁉︎
だからわざわざ話変えなくていいよ。それでな。
あの。
何?
話変えたいんだけど。
だからいいって。
話変えたい。
いいよ変えなくても。
変えたいの。
不自然でしょ。
変えさせて。
何で。
変えたいから。変えさせて。
いいよ。
いいの?
変えなくてもいい。
変えたい。
変えなくてけっこう。
あー、もう!
何だよ。
変えたい変えたい変えたい変えたい変えたい変えたい変えたい変えたい変えたい! 変えたいのっ‼︎
なんてことだ
忘れ物をとりにいったら
後ろの席の前島くんが
リコーダーをなめている
おーまいがー
そのリコーダーは
僕のではないか...
錆び付いたオルゴールのゼンマイを
きりゃり。きりゃり。と巻く夢枕
星に願ったきのうの夜は
とてもうれしい今日になったよ
僕や
カゲロウの死骸や
ぶりきの惑星を美しくしたのは、
いつか君が
僕について
「あのこ誰?」って
聞かれたときに
現在進行形で
「親友だ」って 言ってほしい
朝の待ち合わせ。付き合うって、こういうことをいうのかぁ。
「ゆりー、おはよう。」
やっぱり慣れない。
木村に『ゆり』って呼ばれるようになりました。
恥ずかしいよ!でもなんか嬉しいって思います。馬鹿みたいだな私。
「おはよう!木村」
「あのさ、木村やめない?」
「木村は永遠の木村だよ。そこはゆずれない」
なんでかっていうと、木村の下の名前は『健太』で、お父さんの名前と同じ。
彼氏のことをお父さんの名前で呼ぶのはなんか違和感ありありだから、呼ばない。そのことはまだ木村には言ってないけど。
「おはよう優里香!」
美穂がちょっと私の肩を叩いて走って行ってしまった。
あれ…?
私まだ、美穂には木村のこと言ってないのに。てか昨日付き合い始めたのに。
顔色一つ変えずに美穂は走り去って行った。
まさか、気を使ってくれてる…?
後で聞いてみよう!
「ゆり、一時間目なんだっけ」
「すーがく」
「おえぇ…」
なんだったんだろう
自転車で走っていた時のあの気持ち
一瞬だけ前向きになれたんだ
今の僕はまだ無力で
一歩踏み出す勇気なんてなくて
大人の機嫌をうかがうばかりで
音楽雑誌を読んだ時
確かにあの人の声が聞こえたんだ
自分も強くならなくちゃ
周りは青春をしている中
私は1人つまらない日々を過ごす
女子高生なのは見た目だけ
中身は何も変わってない
変わろうとしていないのかな
「周りの人間を超える」
そのために、友達との深い関わりを絶った
少なくとも、自分の心の中に
同じ大学に一緒に合格しようという甘い考えは
高校を出てから、消えた。
同じ大学を志望するライバルを超える
たとえ、高校で仲良くした人でも
受験に味方は関係ない
そう心に誓った。
最後に笑うのは、俺だ!