誰かが落とした雨粒が笑った
世界はもっと広いぞって
君にあげるはずだった飴玉を
そっとポケットの奥、仕舞い込んで
傷ついたけど傷つかないフリ
いつの間にか血だらけ
やっと言葉になった思いは
ずぶ濡れで重たくて
もう届かない
大丈夫って唱えるように
頬をつたったいつかの泪を
今日も隠して
明日も生きてく
「せいぜい貴方なりに足掻いてみなさいよ」
「んな身も蓋もないこというなよな〜
これからってときによ〜」
「あら、ごめんなさい。意味のないことに時間を割く邪魔をしてしまって」
「なんとでもいえよ」
4秒間で未来を変えてください。
3秒やるから世界を救え。
2秒間であの娘を好きになってみて。
1秒あったらあの娘にウィンク‼︎
「止まない雨なんてない」なんて
いったい誰が 決めたんだろう
もう少しだけ このままで
静かに雨に打たれていたくて
せめて こんな僕の気持ちが
「僕」ごと流れて消えていくまで
なんてカッコつけて言ってみるけど
独りぼっちの寂しさは
いつまで経っても紛れなくて
目覚まし時計が鳴るまでは
カッコ悪いSentimentalismeに浸ってたい
なんか 色々 ごめんなさい
だなんて
言ってみたり目を背けてみたりしてみるけど
いつもいつも間違って
そんな日々を生きていて
正しいかなんてわからない
時には予想外のバグで
世界は構成されているわけで
正しいかなんて永遠にわからない
価値観や物事のはかりかたは人それぞれ
正しいかなんて
未来の僕や過去の人
未来の君が決めたこと
今の僕は今の僕
未来の僕は未来の僕に 尽くせばいい
Do your best
恥ずかしくても
間違いを 恐れないで 慣れないで
僕達自身も
ある意味では予想外の世界だから
君のために躍り疲れたよ ねぇ
回って 回って とたたん とたたん
踏み続けたの
あのステップを
君が得意なステップを
僕達の軌跡を象るステップを
恋だったのかな この記憶を 思い出そうと
君のために描き続けたの あぁ
振るって 振るって 鮮やかな色で
浮かび上がるのは
僕という筆が
運命との邂逅に捧げる
僕達の行く末を予知した世界
あと3秒しか続かない時間を 忘れたくなくて
終わってしまった終章のあとで
からからと笑った僕は気付いた
ねぇ 覚えてる?
会おうと思えば あなたに会える
あのバスに乗れば あなたに会える
あの時のあなたには もう会えない
しとしと、しとしと。
雨が降る夜は
あなたに会いたくなる。
何が辛いのかわからないけど、
何を伝えたいのかわからないけど、
ただただ、あなたに抱きしめてもらいたくなる。
ひとりぼっちなんて、寂しいだけだよ。
今だって上手く生きられないのに
将来なんて見据えられない。
将来なんて分からない。
私は今を生きるのに精一杯。
”いま”と言う海を泳いでいる。
息継ぎをして、休憩なんて、"いま”の私には到底出来ない。
だから私はもがいて"いま”を泳いでく。