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ヒトリゴト

「私」と「僕」は同じ人間であって同じ人間じゃないから

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×烏の微笑み×

「ふん、なら話が早い。君を護るようにと朱治郎殿に頼まれたのだ」

僕にいきなり話しかけてきた三人の内、一番背の低い女の子が喋り出した。

「僕を護る?………なぜ?」

「君はいじめられているそうじゃないか。それを聞いた朱治郎殿に頼まれたのさ。私達に任せろ」

三人組の中の一人の男がそう言った。
(こいつら、どこまで知ってるんだ?)

「全てだよ」

一番後ろに影のようになっていた最後の一人の女が言った。

「この二人はただの吸血鬼だけど、僕は吸血鬼じゃないから」

「……じゃあ、何者なんです?」

その女は口元だけでふっ、と不気味に笑い、こう言った。

「簡単に言うなれば魔女だね。万能の。だから心も読めるんだ、僕は」

(………魔女……)
これも架空の世界の生き物だと思ってたのに……。(というかこの人、女なのに一人称が僕……)

「女が僕って言って何が悪い!!僕は僕なんだ!」

怒らせてしまった。
(………あ)
よく見ると怒ったその人のまわりに風が起きている。
本当に魔女のようだ。

「だからそう言ったじゃないか!!」

(アハハハ………汗)
ヤバイ人を怒らせてしまったな……。
…………と…とりあえずそれは置いといて……っと。

「ということは、お二人が吸血鬼、あなたは魔女、ということですか?」

三人が満足げに頷いた。
(………あり得ない…。何が起きているんだ……?!)
最近は、僕の頭を混乱させることばかりだ……………。

To be continued……………

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無題

空が冴えない。
悲しげだ。

そんな風に見えるのは
私の心が大雨だから?

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すきだからだよ

好きだから目をそらしちゃうんだよ
好きだから近寄れないんだよ
好きだからあまり話したくないんだよ だめなところがばれちゃうから
好きだから思いっきり笑えないよ
好きだからそっけなくなっちゃう
好きだから 好きだから
嫌われてるって思われちゃうのかな
こんな性格だからなの?
でも、好きな気持ちは溢れてるよ

こんな私でよければ付き合ってください

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甘い、甘い、甘すぎた

おはよーー
今日も図書館で勉強してくるーー
また頭良くなっちゃうなあ( ゚ー゚)


ねえ聞いて
朝からお母さんがお兄ちゃんびいきなの(´・ω・`)


んー
じゃあそろそろ行ってきます


ただいまー
英語やったの!偉くない??????


うおーーーーー
今日の夕飯、お好み焼き!



いつもそう
何を送ったって、何も返してくれないの
わたしばっかりで
もうちょっと喋ってよ、ばか
ちょっとくらい反応しなさいよ、ばか

画面越しじゃ何も伝わらないなら
いつか隣で、騒いでやろう
一番近くで、私だけのもので

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夜ふけのよわむし

完全な遺伝子になりきれないぼくらに
生み出せるもののこと
ひっそり呼吸をするようなうた
薄荷のドロップを引き当てない方法
いつか星になるときどんな色に光るのか とか
考えてもよいことを ゆるされることを教えてほしい

こころを知ることと暴くことに大した差なんてないよ
名前のない痛みから目を背けたい日だってあるけれど
ことばすべてがいとしくなるような
そんな魔法がつかえたらな

どうか世界が終わるまでに
ぼくがぼくを 愛せますように

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ハロー、デイ

朝露が僕の胸の全てをさらっていくから
ああ、これが僕なのだなって
まっさらなまま駆け出したい
雨の後の光を浴びて
あなたはいつも笑っているから
もっとそばで僕も笑っていたい
卵焼きを作るのに精を出して
これから始まる僕らの今日をめいっぱい
いいものに
めいっぱい磨き上げて
みずみずしいレモンのような

あなたはいつも笑っているから
またには泣きたくなるような映画を見よう