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こいごころあいにきて

抱きしめて
口づけする準備はできている
だから
はやくこい
こいごころ
わたしは弱くなんてないんだ
ことさらにこいにおいては
わたしのことしかみえないような
夢をみていてほしいから
だからいまからあいにきて
あいにきたら
こいだというから
こいしかしらない
普通の女は
キスしか知らない
おませな女は
まっているんだ
さがしてるんだ
いつまでまたせるの
はやくはやくこい!

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無題

藍より出でし青
藍より青く成りけり
して藍は
役目を終えた感と飽きに由って
藍は愛に成りけり

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無題

高嶺の華を拝みに行ったが為に転落死なんて
ぞっとしない

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気持ち

向き合ってない奴が嫌いだ。どんなに強くたって向き合わないなら僕が殴ってやりたい。そういう奴はどこかに行ってしまえばいい。弱くて不器用な彼女は、それでも向き合って不恰好でも輝いていたよ。君は闇になるの?彼女のように光る事は今のままでは不可能だよ。
頑張ってね。一応言っておくけど、もし向き合わないなら僕が最大の一撃をくらわしてあげるから。

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とんで、とんで、また明日

水たまりに跳ねていたかえるを、今日きみは見ていたかい。ひょこんと顔を覗かせてた七色を、あのとききみはちゃんと見つけられたかい。
いつだって失くすことばっかりだ ってついた息は、明日への呼吸に変えてしまおうか。
水たまりがちゃぷん って、僕の足元で音を立てたよ、

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無題

手繰る頁の片隅に
ひっそり息衝く 貴方の御名に
指先で触れてみる
愛しさ込めて触れてみる

其処を通じて貴方の
例えば右手の甲なんかに
微かでも届いたらいいのに
愛しさが届いたらいいのに

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偽者

紅に染まりきった空に羽ばたいて
あなたを見失った夜のこと
月は透明になっていた
見て見ぬふりしてた刃が待ちきれずに
僕等は役者になり「平和」を演じるんだ
現実から目をそらし 神を信じ それを希望と呼んだ
感情を失った目は光も闇もなく ただ死んでいた
真実の愛なんて僕は知らない
あなたの愛した僕は本物じゃない

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部活

実力で負けてるのに努力でも負けてどうすんの?才能とかそんなん持ってない。お前らよりも誰よりも練習してるからできるんだよ。いじめる時間があるなら練習してこい。

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青春負け犬君     ~前章~ 

俺は色んな人に嫌れている
野球部やサッカー部
卓球部やバレー部
唯一俺の事を嫌っていない
人がいるのは所属している
美術部だろうか?

中1の10月半ば頃
恋愛に臆病だった俺は
現実で好きな人に告白
できなくてLINEでしてしまった
それで「いいよ」って
来たときは秋だったけど
心のなかで桜が咲いた!
かと思ったがその桜は
もうすぐで1ヶ月!
というところで枯れた
理由は会話は全てLINEだったからだ
LINE電話とかで話そうと試みたことはあったが相手が電話にまさかほんとにでるとは思わず
そのまま切ってしまい
「ゴメン、押し間違えた」
と送ってしまった
まぁ、そのなんだ
あいそつかれたのだ。
僕の中学の青春はその日から
ぼっちルートへと
進んでいった。
         続く

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ドアを開けると4

 夜が明けきらぬうちに目を覚まし、茶の間に行くと、あの人形が座っている。夢ではなかったようである。人形がこちらを見て微笑む。
「おはようございます」
「うむ。おはよう」
「よく眠れましたか」
「あまりよく眠れなかった。君が起きていると思うとね」
「気になりますか」
「気になる」
「あはは。今日はお仕事ですか」
「わたしは仕事はしていない」
「あらあら。どうやって食べているのですか」
「親の遺産で暮らしている」
「いいご身分ですね」
「まあそうだな」
「君は」
「はい」
「わたしと結婚したいのかね」
「あなたは」
「してもよい。人形と結婚するのが最近ブームらしいしな」
「では、しますか」
 余と人形は式を挙げた。神前で。なんだこの話はなどと言われても困る。人形がただの人形に戻り、主人公が少し大人になるとか、実はこの人形は主人公の記憶にないだけで神社から主人公が持ち去ったもので言葉を話すのは主人公の妄想で、最終的にごみ屋敷と化した日本家屋またはドヤ街で人形を抱いて亡くなっているのを発見されるみたいな陳腐な話よりずっといいじゃないかじゃあまたね。

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頭の中の世界

私を読んでいるような気がする。いったい誰なの?そっちにはいけないの。でも、必死に呼んでる。あなたは誰?なんで必死になって私の名を……。

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ココロノオト

今日も奏でるよ
命のオト
時に激しく
時に切なく
わたしのココロは奏でてる

ココロノオトは命の証
今日もわたしは生きている

さあ、今日も奏でよう
ココロノオトを

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1人じゃない

もう泣かないで
諦めないで
君が1人で悩むことじゃないよ
1人じゃないよ
そばにいるから
泣きたいときは僕がいる