「それは今、君の隣にいる女よりも?」
きっと夏の太陽の去り残しみたいに熱いその耳へ唇を寄せ、私は笑う。
私の目を見てもう一度口説き直してくれるんなら、死んであげてもいいかな。
十五夜だな。
関係ねえよ。どうせまいんち餅ついてるだけなんだから。
そうだな。ところで彼女とはうまくいってんの?
ケンカばかりだよ。
お前、よくやってんじゃんか。借金も完済したし。
過去の出来事を蒸し返すんだ。機嫌が悪いときなんかな。雌の記憶力ってすごいぜ。
……結論から言うとな。過去の出来事をいつまでも蒸し返すのは記憶力がいいからじゃなく悪いからなんだよ。記憶力が悪いやつは自分にとってインパクトの強かった出来事しか記憶できない。認知症と同じさ。動物は記憶の生き物なんだよ。記憶がすべてなんだ。記憶力の悪い兎は兎的に成長できないゆえ他者が過去より成長していることがわからない。つまり過去と同じ兎だと思っているからいつまでも過去を蒸し返すわけ。まとめると、記憶力が悪い→成長しない(変わらない)→他者の成長がわからない→いつまでも蒸し返す。
もう20年も付き合ってるのに。
いい加減結婚しろよ……20年も経ったらまともな兎はそれなりの兎格を形成しているのにそれがわからないから昔の未熟だったがゆえのあやまちを責める。
どう対処したらいい?
対応策はない。逃げるしかない。
なぜ記憶力が悪いんだろう。
記憶力に個体差はそうない。反復するかしないかの違いだ。1日を振り返る時間を持たないからだよ。
なぜ振り返らない。
向上心がない。理想とする自己像がない。
なぜ理想とする自己像がないのだろう。
子ども時代に憧れるようなおとながいなかった。このおとなは身近なおとなでなくてもよい。テレビタレントでも、フィクションの兎でもよい。
この話は次回に続くのか?
知らん。
自分
1滴の涙でさえもこの世を変えてしまう力がある
誰だって持っている個性や気持ちを大事に
大丈夫
大切にしよう
前を向け 悔やまずに
後悔を無くすことが出来なくても、忘れようとすることは出来るさ
そんな我慢しないで
さあ思いきり笑ってみな?ほら花が咲く君のえくぼに
さあ叫べ
口をでかく開けて笑え
今の君なら出来るさ 何でも
一生懸命に飛んでみよう
けなされたって
嫌われたって
そんなの皆何度も体験するさ
だから一人じゃない
わかってほしいときは打ち明けろ その心情を
さらば後悔よ
さらば悔しさよ
ほら見せてやりなよ
その拳で掴んだ真実を
ありがとうの言葉は人を癒す
だから無理せずに 素直にさ
笑っていきなよ 待ってるから
一人じゃないから
自分自身でいることそれが一番自分が輝くこと
歯車を噛み合わせ
弾機を巻いた。
手を離せば動きだす
ずれた時間を埋めるため
消えた「それ」はもう戻らない
秒針の重みは変わった。
この世界は鮮明すぎるようではっきりしない
目を閉じて 好きな色で汚して
日が暮れるのを待ちたい
僕が見る月。
君が見る月。
世界に1つしかないものなら、どんなに離れたところにいても、君と共有できるよ、なんて。
君に届かないその声は
あなたを苦しめるばかり
誰もが嫌になったその時
あなたの声は届かない
君に届けたいその声
いつかは消えてしまうだろう
伝えることの大切さ
言葉を大切にして生きてほしい
誰かに伝わったその時
君の声は静かに消えるだろう
消えた言葉に命はない
生きてる言葉に心を込めて伝えよう
君に伝わる
その言葉
H28.9.15 21:42
辛くても笑う人がいる
一人でも立ち上がる人がいる
そういう人に支えられて
今日も生きている
それでもなお、生きれるか。
それでもなお、続けられるか。
それでもなお、希望を捨てずにいられるか。
人生は評価されることの方が少ない。
誉められることより、批判されることの方が多い。
それでもなお前に進むしかない。
君がそこにいるのを知らないふりして
ほんとは分かってるよ。
だから僕は君に気づいてほしくて
君と喋りたくて大きな声で喋ってしまう
ただの声のでかいヤツとしか思われてないかもしれないけど君に気づいてほしいからなんだよ。