終わりの予感を積み上げる
こんな関係に意味はない
そう言い切れたなら
もっと毅然と生きられるのに
勝てとは言わない
負けるなとは言わない
それでもグチグチといってるんだろ?
幸せだよな
本当に努力した事ないくせに
本当の努力なんか知らないくせに
さーって、キョウハナニヲシャベルノカナ?
つらくて
助けてほしくて
だけど
今はなにも信じられないから
たとえ、もし、いないと思うけれど、もしも、優しい誰かがいたとしても、
差し出された手も
かけられた優しい言葉も
すべて嘘に感じてしまうから。
どうして生きてるんだろう、なんて。
嘘に感じるなら
まっすぐ信じられないのなら
人間として価値がないんじゃないか、なんて。
たくさんねたくさんね生まれたよ
心の片隅にまるいまるいの
とっても黒い醜い汚い
それでも私の一部なの
よかったね
外れたイヤホンから
わたしの生まれたずっと前に
切り取られた5分32秒が
2016年の夕暮れに
流れ込む、とくとくと。
染み込んで、栄養になればいい。
寝転んだ畳の目から芽が出たら
君に電話しようと
思った。
・・・長い長い学校が終わった。
私は荷物をまとめて真っ先に家へ向かった。
家に向かうとはいえ、まずは電車に乗るために駅へ向かい、電車に乗って家に着く。
駅で待っている時。私が持っていたスマホが振動した。
見れば私の友達からLINEが届いている。
「星羅、今から会えない?」
ーー私の中学時代の同級生、池乃有彩(いけのありさ)からだ。
「うん、別に会ってもいいけどどこで?」
「んーじゃあ○○駅で。」
「OKりょーかい。」
こんなやりとりをしてLINEを閉じた。
私はふと思った。
・・・いつも有彩とは、大晟のことばっかり話してたっけ。私がずっと大晟に片思いしてるってこと、有彩を含めてほんの数人にしか言わなかったもんな・・・
結局いつも、考えていること全てを大晟に関連付けてしまう私なのであった。
夢を叶えるために強くならなきゃならない
気持ちと行動は真逆になって
本当は怖いのに何食わぬ顔をして歩いていく
いつかこの思いが実現するように
今日も前だけ向くよ
本音を伝えるのって、難しい
きっとそれは、それほど周りの人が
大切だから。
本音を告げて、関係が崩れることを
恐れてるから。
伝えた後、天国か地獄かは
自分じゃわからない
でも、ゴールは同じ
お互いの関係はこの世でいちばんの
天国にいる心地がする
でも、伝え損ねると
何かの拍子に伝えるべき人がいなくなった時
人生最大の地獄に
叩き落されるだろう。
本音って、大切ですね