お話できたら、の
タラが大漁
探索レーダーでシミュレート
けっきょく
最初の あのね、を言えずに
帰る海にはサンゴ礁
自分に対する嫌悪感に退けをとらないくらい
貴女に対して愛情を抱いています。
自分の嫌いなところと同じくらい
貴女を好きになった理由が在ります。
こんな想いも貴女にはどれほど届いているかは
知る術を持たない私ですが、これからも
好きでいさせてもらってもいいですか?
「なに、星羅。急に叫んだりして・・・?」
有彩が何か言ってる。しかし私の耳には全く入ってこなかった。
私は慌てて後ろを振り返った。
私の視界に入ってきたのは、茶色のリュックを背負い、自転車に乗って走り去っていく1人の男子高校生。
「・・・間違いない」
「え?」
「間違いないよ、有彩・・・」
「なにがよ?」
私は興奮しているのを抑えて、短く一言。
「・・・大晟。」
さすがの有彩も気づいたようだ。
しかし有彩が振り返った頃には、大晟の姿は見えなくなっていた。
人間は後悔の塊だってことは誰よりも知ってるのに。
「理想というのは自分の理想でしかないから私のもとに来るはずなんてない」
って事だけは未だに受け入れられないのはなんでだろう。
この世界を認めるのは苦しくて
自分を肯定することは簡単で。だからこそ一番難しくて。
でもきっと
今が今で、過去が過去なら
今がどんなだろうと、過去がどんなだろうと
未来は未来だから
誰も知らない。君も知らない。
自分だけの、specialfuture
それは多分死ぬほど苦しくて、悲しくて、絶望ばっかりだけど
それが私だもん。 カッコイイでしよ?私の人生。
みんなが知らないこと、いっぱい知ってるの。心の痛みも、何もかも全て。
だからね、本当の幸せがなんなのかってことも誰よりも1番知ってるんだ。
皆の平日が僕の休日。
何をしようか前の日のから考えて、
いつものカフェでお昼御飯。
なにも変わらない休日はいつまで続くのか・・・
学生生活を楽しむ同世代とは、かけ離れた休日。
本当に欲しいのはモノではなく、本物(愛する人)なのです。
頑張ってない人なんていないよ
みんな何かと戦っている
何回負けたって
私たちはもう一度立ち上がる
焼き付けて、一瞬の光。
きらり、きみの瞳(め)も
どろり、溶けた夕陽も
ぜんぶ裏返したネガシート。
沈んでいく刻(とき)を引き伸ばして
ひとつ、ひとつ、光の飴にしようよ
(此処のみんなで同じ夕焼けや海を眺めて、)
(写生会みたいな展覧会ができたら、なんて。)
(実はこの頃、写真に凝っていたり。)
ちいさな、ちいさな部屋がある。
ドアを開ける。入る。ドアを閉める。
体育座りをする。
ちょっぴり泣く。
ちっちゃな水槽の出来上がりだ。
いつもよりちょっぴり泣きすぎた日は。
溺れてしまうので救急車を呼ぶはめになる。
そんな日の夜ごはんは大抵塩むすび。
しょっぱ。