えいごよえいご あなたはなぜに むずかしい
えいごよえいご あなたはなぜににほんごと ちがうのだ
えいごよえいご せんもんようご だらけだなぁ
えいごよえいご あなたがつづる このろんぶん
えいごよえいご けれども よまねば
えいごよえいご あなたは わたしを
せかいに つれていっては くれないのだなぁ
よもう。
一人の発した言葉で、誰かが傷を負う。
されど、一人が封じた言葉で、その人は傷を負う。
それならば人は、どうすればよいのだろう。
封ずるも放つも、その人次第。
許容する心は、そうそう持ち合わせちゃいない。
親友だって、信用ならないときもある。
そうしてまた、小さな傷を負う。
やがて次第に大きくなって、いつまでも醜い傷跡が残る。
ただ一つ言えるのは、
諦めを、当たり前にしてはならないということだ。
だれかに伝えてもどうでもいいような
ひとつのフレーズでふざけている
外れた調子で追いかけても また出会う気がして雨読
貴方のおやすみってどこか堪えきれない
造花に恋してるみたいな拍子抜け
ふたり、ひとつのフレーズでふざけている
あたらしい言葉の美に詠嘆したい
枠組みなんて見当たらない夢にいる
共感なんて求めていないのです
砕けて、くだけて、くだいて。