ストーヴでやけどをして触った耳たぶがぜんぜん冷たくなくって、なんだか拍子抜けしたはずみに電話のことを思い出した。
一年前の自分がひどく稚拙に思えるような世界で、生きているってことは想像もつかないくらい流動的だ。
ねぇ、きみは憶えているだろうか?
時間は消しくれる
つらかった時の気持ち
時間は消してくれる
嫌だった気持ち
時間は消してくれる
悩んでた時のもやもや
時間は消してくれた
あなたへの気持ち
あなたへの愛
あなたへの憎しみ
あなたへの嫉妬
全部全部消してくれました。
だから今なら言えそうです。
あの2か月をありがとう
あんたの彼女でいる時間も悪くなかったよ・・・と。
なんだかんだで楽しかった。
振られたキズも癒えてきました。
今なら言えます。
好きだった。
ごめんなさい。
ありがとう。
さようなら。
ここで僕は、あなたの言葉を読むだけで、すごく嬉しいです。
ここできみに、僕の言葉を読んでもらえるだけで、すごく満足です。
ここで誰かの心の琴線に触れるような、詩ができたら、それだけで最高です。
だから今日も独り言。
きみとぼくの、独り言。
…なんて
道を 外してみたかった 誰も 傷つけない 方法で
正しくない 道を 通ってみたかった 誰も 傷つけない 方法で
正しくない 道を 通って
一緒に この気持ちも 投げ出しちゃえばいい
一瞬 道を 外して 捨てちゃえばいい
わかってたことでしょ 知ってたことでしょ
だから 道を 外させて それだけは 許して