何でもない夜だから
今日見たこととか昨日聴いたこととか
理由もなく君に話して分かるのは
このなんてことない日々が大事だってこと
それだけ。
だから、
君の声、聴かせてくれるかい?
さっきまで沢山通っていたはずの車たちが次第に少なくなるその時、静寂が訪れ灰色の景色と雪の音だけになる。
わずかに曲がった1.4キロほどのコンクリートの道が田んぼを貫くようにして伸びている。僕はその道の歩道で立ち尽くしていた。
無慈悲に降り注ぐ冷たい雪たちを見て唐突に思った。
「『カミサマ』はいやしない。そもそも僕らは何を『カミサマ』にしていたんだろう。」
再び車が通いだし列をなすようにして不規則に僕の横を通っていく。
そして、また静寂が訪れた。
虚しかった。何故だかはさっぱりわからなかった。
きらきらしてるだけのイベントなんて、君は興味もたないのは知ってるけどさ。
聖夜に紛れて笑い合うのも悪くないしさって、手のひらに金色隠して、ほんのちょっと、笑ってみたいな。
君の横顔をいつも見られたら
休日に一緒に出掛けられたら
どんなに僕の日々は楽しくなるだろう
どんなに君の笑顔に癒されるだろう
この関係が崩れるのが怖くてもう一歩が踏み出せない、こんな僕だけど、今日も明日も誰よりも君を思っている、それだけは言えるよ
君がいたあの夏、一番近くにいた
なのに気づけなくて
この思いわかんなくて
胸の中かき乱すモヤモヤした気持ち
恋なんて知らなかった
君が一番大切な人だって
離れてから気づいた
もうこんなに寒くなって
隣にいてくれるのが君ならいいのにって
思っちゃったし、頭の中君だらけで
あぁ、困ったな
なんで今頃になって
気づいちゃったんだろう
泣きたくなって、嬉しくなって
私、君が好きだ
目の前にいると息ができないとかじゃないけど
すごく惹かれてる
彼女の話とかきいたら顔をのけぞって大笑いする
自分でもわかんない
ショック受けない
あなたの話ならなんだって好き
ああ 恋じゃないのにこの気持ちは何?いっそ恋ってことにしたい
想いだけが飛んでいく
この身も一緒に…なんて何度思ったことだろう
待つことに慣れたのはきっと僕だけで
待ちくたびれたのは。
だから
これは、きっと片想いなんだ
そのこころだけは、飛ばせなかったんだ。
今日が終わるのを惜しまないで 怖がらないで
明日になったところで忘れるのなんて
昨日の自分の辛さくらい 嬉しさくらい
そんなもの 思い出す度 脚色が入る
だったらそんなのいっそわすれて
明日を想っていいんじゃない?