片想い
いまはその虚空を描くだけで
こっちを振り向いて笑って欲しくて
欲を言えばおはよう、なんて言って欲しくて
そして僕の顔を少し赤らめて欲しくて
やっぱ君が好きだな、なんて、小さくつぶやいたりして
君の恋も愛も知りはしないけど
僕のエゴだけが、ぐるぐる、ぐるぐる。
(ちょー久しぶりのどストレートポエムです。恥ずかしい…)
ブリキの兵隊の冷たい腕で
眠る僕らは夢を視る。
ヒヤリと冷たいその感触を
肌に記憶し夢を視る。
早朝の空が好きだ。
あの無我夢中に走ってた頃を思い出す。
まだ日も上がりきらぬうちに起きて、
朝ごはん食べて着替えて学校へ向かう。
後輩より早く体育館に入って、
みんなが来るまでシュートを打ち続ける。
そんな素敵な時間を思い出す。
でもそんなのはあっという間に終わってしまって、
現実へ起きなくちゃ行けない時間になる。
だからほんの少し、ほんの少しでもそこへ浸らせて?
今日も1日頑張るから。
気を緩めたらもう二度と動けなくなりそうで。
だからそうやってみんな動き続ける。
動き続けて、動き続けて、
みんな順番に壊れたロボットみたいになってく。
生き生きと動けるのはほんのひと握り。
大体は生きてるのに死んでるように生きてる。
空っぽの生きがいと虚しさを抱えて
私たちは今日も生きてく。
おはよう寒いねまたあしたも、すきだよ。風吹けば飛ぶような気持ち。前歩く君の背中に投げ付けた言葉は風に吹か
れてる。あと少しではがれ落ちてしまうのを見届けるほどつよくはないってこと、いまわかった
たまに心底絶望する。
私の道を照らしてくれる光がどうしようもなく儚くてそれは私が少しでも触れたら壊れそうで。
それでもそれは強く私の足元を照らしてくれる。
今日もそれに希望を見出すことが私の生きるという行為なのかもしれない。
これから、私はたまに泣きたくなって、ちょっと苦しくなって、それでもまた甘い言葉を探して誤魔化して歩いてく。
色々な人を友達としてでも好きになって
たくさんの人を嫌いになりすぎた
ここまで一途に想ったせいで
こんなにも嫉妬に狂いそうになるのなら
いっそ『嫌い』の一人になってくれればいいのに
思わせぶりなことしないでよ
期待なんてしたくなかったのに
ほんの小さなことで
涙がこぼれそうだ
それでも一途に想ってしまう自分が嫌い
握りしめた
紙コップの片方から
君を攫っていった
美しい風が聴こえる
つぶしてしまいそうに
捨ててしまいそうになるけど
途切れた糸の先で
君が 僕が 強く 強く 生きていけますように
強くあれと強いるのに 強くなってはいけないらしい
笑顔を強いるのに 弱さも見せろって言う
隠すことを強いるのに 全部話せって言う
狭間に立たされて 私はいつも惑うばかり
時に温かく包まれ 時に黒々と蠢く
僕の視界からはもう消えることのない灰色が
今もこれからもきっと 蔓延る 蔓延る 蔓延る
甘さも苦さも抱き込んで どうしようもなく
消えそうで消えない 消したくて消したくない
蔓延る灰色 君に伝われ
今じゃなくて 数年後 大人になって逢いましょう
灰色がもう一度 色づくことを信じて
深夜のラジオは電気を消して
ストーブの前で体育座りで
今日も読まれないま
朝が来るとわかっているのに
明日は休みだからを言い訳にして
ねむれないもの
あなたを待つから
いつまでも待つから
ヤドリギの下で逢えるって分かってるから
クリスマスが過ぎたって
私はヤドリギの下でまち続けるから