「また明日」って言った僕らに
明日があるかは分からないけれど
明日が来るのか怯えてるよりも
明日、明後日、明々後日の
君への挨拶を考えてる方が
ぐっすり眠れるじゃないですか
かなしみひとつ、ひろいました
かなしみひとつ、すてました
かなしみひとつ、おとしました
かなしみひとつ、のみこみました
みんなきっと、自分の世界を必死で生きてる。
ほかのものには目もくれずに、必死で走る。
親指の疼痛を
握り潰せるようになるということ
強張った顔で
それでも笑みを象ってみせるということ
のたうつ心を
聖女のベールで覆うということ
ひとつの事を長く続けるのも良い。
沢山の事に挑戦するのも良い。
生き方は人の数だけあるんだから。