いつの間にか君のメールの返事
待つようになってた
大切な友達だから
好きになったりなんかしない
ずっとそう思ってきたけど
やっぱり心のどこかでは気づいてた
今日はちょっとしたことで怒らせた
バカだな、なにしてんだろう
意味わかんないよな
それでも、許してあげるって
優しいじゃん、やっぱり
まだわからないんだ
君の性格も
好きなことも
嫌いなことも
全部知ってる訳じゃない
過去あったことも
君の闇も
まだなにも
桜吹雪が舞う頃
私たちは出会う
早く会いたい
3つ年上の君
今 息をすって 今 息をはいて …
今 呼吸にため息を含める
そんな当たり前な動作にすら
「ため息は幸せが逃げていくんだ、って馬鹿みたいな話だよね」って言ってくれた君は
今 悩んでいる 静かにため息をついている
一人で殻に籠って あからさまに落ち込んで
僕ではない誰かに気付いて貰うために
静かにため息を主張している
でも 君が待っている彼は君には気付かない
君が選んだ彼はそんなに良いやつじゃない
僕なら気付いてあげられるけど
きっと僕が気付いたところで 君のため息が増えるだけ
君の愚痴を聞くことが僕の唯一の君への応援だったのに
いつの間にこうなったのだろう
今すぐ 君に好きだと はっきりと言いたいけど
僕は君にとっては相談役だろうから
今しばらく 君に似合わない思い詰めた顔を
ぼんやりと しっかりと見ているしか無いのだろう
自然とため息が出た
君も同じタイミングでため息をした
僕は君に話しかける
「幸せ逃げるよ~?」僕の見る景色を変えた魔法の言葉
「そうだねぇー、」君には何でもないただの空気の振動
いつか また笑いあえるように
そしたら何か ため息について知識をつけよう
君が明るく笑えるような何か 何か 何か
奥底深く暗い静かな深海。
ただただ白い四角い箱。
どちらも誰もいない。
どちらも誰も話しかけてこない。
暗いか明るいか。
どちらを選んだら
ぼくは気楽なんだろう。
どちらを選んだら
誰にも迷惑をかけないですむんだろう。
どちらを選んだとしても
人も
世界も
変わることは無いのだ。
僕らはきっとみんな一人ぼっちで
満たされようと努力するけど
決して完璧には分かり合えない
もし完全に君を理解したなら
もはや僕は君になるだろう
だから 一人ぼっちで良い
僕は僕で 君は君で
二人ぼっちで きっと良い
「ロケットの打ち上げがあるらしい」
水面は反射する
空を 光を
宇宙に手を伸ばす赤ん坊
もうすぐあの星に触れるよ
空と海と土の間を生きる
僅かばかりの魂を 傷だらけにしながら
美しい場所まで歩く
際限なく汚れながら
赤ん坊の睫毛がまどろみを払って
瞳は今まさに開かれようとしている
本質を観測することはできない
それでも手は伸ばされる 光の方へ
「打ち上げは失敗に終わったという」
かつて赤ん坊だった全ての人たちが可能の限りを尽くして
それでも未だに誰一人辿り着けずにいる光のさなかへ
深く もっと深く
根を張って
魂が血を流す限り 呼吸して
瞳に光がある限り 絶え間なく鼓動は続く
高く もっと高く
飛べないとしても飛ぶのさ
届かないとしても伸ばすのさ
ほら、限界を超えるよ
やがて想像すら超えるよ
今にもあの星に触れるよ
わかるから苦しいんじゃなくて、わからないから楽なんじゃなくて、苦しいからわかることが出来て、手を抜いてるからわからないんじゃないかな
後ろから、強く抱き締めてほしい。
いつになったら君と僕は出会うのだろう。
愛あるところに、光が通っていき、何かが現れていき、全てが進んでいく。
愛あるところに、友情があり、未来があり、希望がある。
全てがある。
そんな思い思われる場所ーーそれがこの宇宙なんだ。
思えば生まれてから、20ていう節目の年を迎えるまで、赤ちゃんの時から、ずっとずっとそばにあった大きすぎる存在だということに気づいた。
なんならもう、
今世自分が命をかけようとしているものまで形は違えどすでに、支えられていた。
ありがとう。ただ、ただ感謝します。
上手に息を継ぐのには
何を捨てたらいいだろか
この肩山成す悲しみを
全て捨てたらいいだろか
捨てたところで悲しみは
後から後から伸し掛かる
上手に息を継ぐのには
何を捨てたらいいだろか
悲しみ生み出す喜びを
全て捨てたらいいだろか
捨ててしまえば此の口は
呼吸をすら忘れ果て
忘れ果てれば継ぎ方なんぞ
惑わされずに坐せるのか
わたしを愛してくれたのは
あなただったか あなただったか
あなたが愛してくれたのは
わたしだったか わたしだったか