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笑うとどうしても

笑うとどうしても照れ隠しきれてないゆがんだ感じになるのが好き。語尾にキツ目のじゃね?が来るのが好き。肌がオリーブ色なのも好き。名前がふたつあるのが好きクラスメイトがつけたやつと漢字にするとこじんまりしているやつ。そばにいなくても壁越しでも心臓を握れてしまうただひとりなのが好き。バイオリンを力強く弾くような天使みたいな高い声が好き。わたしと同じ星新一の本を読むところも好き。わたしに永遠に夢を覚えさせる気まぐれなお尋ね者なのが好き。突然わかった。ごめんごめんなさいまだ彼が好き。

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何で

あなたは、何のために生きていますか?
なんとなくですか?

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はるはらり

いつもベットに寝転がる
空虚は僕の友達で
全部知ってるような顔した
僕を笑うのは、君だけで

また、春なのになんて
柄でもなく浮かれているのは
君の為なんかじゃなくて
もっと、なんか、大きなものです、だって

そうしたまた捕まえた
空虚は僕の友達で 
優しさを忘れた僕を
春へいざなう はるはらり


(年末、部屋の片づけをしていたら、三年間書きためていた短歌やエッセイもどきがたくさん出てきました。後三ヶ月、もう卒業です。)

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密度と純情、

つんと、冷たい空気が恋しくなって
透明度が高くなった夜空の下
胸いっぱい吸い込んだ

僕らの呼吸に色が付くのは
この季節だけ

生きた証が
星に引き寄せられるみたいに
さらさら、登っていって

切り過ぎた前髪を摘んでは
寝不足な毎日を蹴り飛ばしたくなって

きっと僕ら、
60兆の細胞を

はっ、

とさせる何かを
心の何処かで期待している

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涙が出そうだ

君の筋ぼった私よりも白いその手が
私の届かない場所に消えてしまうことが
寂しくて苦しくて辛いのです
苦しいほどの片想いなら
君の嫌いなところを探せばいいと
デジタル信号の羅列が諭した
どうして?
粗探しほど惨めで苦しいことは無いでしょうに
無様な私は
君の目が届かないところに消えてしまいたい
勝ち逃げってことで
無関心を装って

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過去と今と未来と

過去は変えられない。
今はすぐに過去になる。
でも少し先の未来は、
今動けば変わるかもしれない。
未来の自分がどうあるかは、
今の私にかかってる。

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自分のばーか。

いつまで好きでいるんだよ。

忘れられないんだもん。

いい加減諦めろよ。

好きなんだよ。あいつのこと。

そのために告白したんでしょ?

そうだけど。

あいつだって学校で彼女くらい作るよ。

祝福なんて出来ないよ。

早く違う方へ目を向けなよ。

あいつ以外に好きになる人は今は現れないと思う。

じゃあどうするの?

卒業までにもう1回。それでダメなら諦めるよ。

ビビリなくせに。

だから次はちゃんと顔を見て。

頑張れあたし。

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君へ。

改めて筆を執る
君に贈る目一杯のありがとうを
したためるために。

頭の中いっぱいに
ありがとう ありがとう 溢れてる。

だけど あんまりいっぱいぶつけたら
それは負担に 姿を買えてしまうから
どこまでを文字に起こそうか。

ぼくがまだ君を想ってること。
いつか振り向いてくれるのを 信じてること。
君を振り向かせるためなら 臆病なぼくも頑張れる
つまり 君はぼくの原動力なんだってこと。

君がそこにいてくれる
それだけでぼくは 君に感謝したい。
君のそばにいるだけで
ぼくは色んな 新しい自分を知れるんだ。
良いところも 悪いところも。



あぁでもこんなこと 君への手紙には書けないや。