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意味なんかない

深い意味なんてないのに、忘れられなかった
きっと手を離して一つ呼吸すればすぐに消えてしまうようなことばの流星
ぼくはぼくできみはきみだったけど、あの星の光だけは同じ色に見えていた
誰かに恋することなんてただの暇潰しだ、と
吐き捨てた横顔が揺れて流れるばかりの
夜、冬の夜、世界中のかなしみを背負ってひかるような白い月の下、君は神様みたいに立っていた
意味などない言葉の羅列のなかに滲み出るのは手放したこころだったか
誰もゆるさぬ凍結がこのまま全世界に広がってほしい
凍結した静寂のなかでああやっぱり幸せだったよって言いながら
飲み込んでしまった暗いものを吐き出して亡き人の幻を見ていたい

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春まであと62ヤード

『イヤホンを耳に入れるとき、少しひやっとするのが好き』

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睫毛の影 重たく落として
シングルベッドで息を止めて
君の心を引っ掻いて
安い香水の匂いを振りまいて
今日はおやすみ

寂しみや悲しさなんて
いらないの
欲しいものだけ
もっともっとちょうだい
まだ足りないの



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本日の魔法講座 その372

「やっと てをつなげたね」


実は ずっと そばにいたこと
これからも続くしあわせのこと


僕たちはその目撃者となる。

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UNKNOWN

君のほうは雨が降ってるみたいだね
だから
雨音はまだ遠い

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結局

通っていた中学校の雰囲気に馴染めなくて
とにかく環境を変えたくて高校を決めて
自分なりに悩んで悩んで悩み抜いて決めた
学力もそこそこで適度な緩みのある田舎の進学校
高校に入れば何かが変わると信じていた
去年の自分に言ってやりたい
いくら表面をつくって仲良くなろうとしても
芯が変わるわけではないこと
最初はうまく回ってる気がしても
一年たつ頃になると結局がたがきて
機械で言う「遊び」のポジションに入っていくこと
高校選びで迷うくらいならば
どうせ変われない事を変えるために緩みをとらずに
学力をとるべきであったこと
自分はいてもいなくてもクラスに影響を与えない
トップカーストの噛ませ犬でしか無いことを
何度も何度も確認すること
へんに目立たず良い爪痕は出来るだけ他者に譲り
悪い爪痕は残さないこと
これができないから結局
クラスの中での疎外感を何度も何度も感じる事になる
分かってるけど
直し方が分からないんじゃあ話にならない
どうか去年の自分に届け
疎外感から目を背け続ける去年の自分に