甘いものが呑みたいってコインを落としたのに、ペットボトル入りのカフェラテのボタンを押した途端に胸が悪くなるような身勝手さ、
雪の舞った朝はそんなふうに明けていく。
さぶいさぶいってヒトリゴトを云えるのは幸せなことだから、今日は素敵な一日だったって云ってしまいたい。
おやすみを云う瞬間も布団に包まって、湯気が昇るような部屋で、きみの瞳(め)だけを描いてた。
空を見上げると さんさんと輝く星が
空一面に 花のように咲いていた
“綺麗だね“ と呟いた
でもそれに答えてくれる人はもういない
ふと涙が頬を伝う
何気なく手を伸ばした
あの星を全部集めて 君に送ろう
空の遥か高いところにいる君へ
愛してるという 星の文字を
甘いあまいチョコレイトは
砕けて溶けて固まって
みんなを幸せにする。
チョコレイトはね幸せの味がするのよ。
みんな変わったけど変わってなかった。
あたしよりちっさかったのにおっきくなっちゃって。
だけどばかやって笑うその笑顔は、
卒業した5.6年前と全く変わらなくて。
楽しくて懐かしいその空気は。
あの日当たりのいい教室と同じものだった。
変わらずに前に進むってこういう事だと思った。
いつかみんなが大人になって、小さかった面影なんて無くなってしまっても、
この笑顔だけはきっと変わらないんだろう。
そう思ってあたしも
変わらずに前に進むことにした。
故意に持ち上げた口の端
いつもよりちょっと上げるだけ
その数ミリが景色を変える
君に教わった魔法の一つ
君が笑えない時は 僕が隣で代わりに笑おう
僕が笑えない時は 君が隣で笑っておくれ
そしたらきっと 気付けば二人共笑ってる