ここの掲示板で
たまに詞を書きかけるんだけれど
なんだか自分でもよくわからないけれど
途中になって消してしまうことがある
僕は詩は言葉を司るものだと思うから
詞、っていう字の方が正しいと思うんだ
だからこそ自分の言葉が
自分の意志を司っていないと感じて
消す
もっと衝動的に感情的に物を表現したい
もっといい言葉で物を表現したい
そんなことを思った今日この頃
ぐっと鼓膜を掴んで離さない歌があった
リピートされる毎日に疲弊し
陰湿に成り果てた僕にとってそれは光だった
あの歌は底なしの明るさで
辛い思いを飼いならす未熟な僕を運んでくれた
プラスもマイナスも無い世界へ
ルールを越えて僕を肯定してくれる世界へ
敏感なの私 昔から
数秒の間とか体の動きとか
細かい表情の変化で大体言いたいことは掴める
つまりは要領がいいってわけ
ティッシュ配ってばっかのあんたと違ってね
さっさと定職に就きなさいよ
ヴォーカリストになりたいとかさ
いつまで夢見てんのよ、あんたは
あのね、世界はそんなに甘くないのよ
ルックスも普通 歌だってたかが知れてるくせに
DNAのせいにして夢を引きずらないでよ
なにがしたいんだろう
陰口で盛り上がってるあの子達は
その一言で傷つく子がいるんだよ?
思いつめちゃう子がいるんだよ?
そんなで友達って言えるの?
ましてやこのクラスは仲良しだよねなんて
なんでそんなことが言えるの?
全部全部ぐちゃぐちゃになればいいのに
こんな事考えては自分が嫌になる
私がこんなにも苦しんでるなんて
思わないよね
他にも苦しんでる子がいること
知らないよね
難なく攻略できる壁は、間違ってるからペンキでも塗っとけ、他にない強さの壁があるんなら、それに齧り付いたらいい、欠片の欠片だけでも、後に飛び越えられるようになるし
まだ悩んでいるのに走るとか、少しだけ生き急ぐのもいいよな、許される範囲で、予定をつめていきたいんだ。僕はね。
君が泣いているなら
慰めましょう
君が欲しいというなら
あげましょう
君のために
全てをささげましょう
たとえ
あげた私の心臓が
砂利道に捨てられたとしても
その血で
悲しく曲がった私の唇の上に
優しく笑った唇を描きましょう
今日も貴方は
とても素敵です
あの日想いを伝えていれば
あの時素直になっていれば
あの夜呼び出していれば
あなたは隣でいつもみたいに
笑ってくれてましたか。
きっと君に彼女なんか出来たら
また素直に祝福なんて出来なくて
だけど嘘つくのも、隠すのも意外と得意だから
もし嬉しそうな顔で言ってきたら
「おめでとう」
っていつもどうり笑って、言ってしまうんだろう。
ほんとはそんなことみじんも思ってないのに。
入学した時より減った荷物
入学した時より短くなったスカート
入学した時より柔らかくなったブレザー
入学した時より増えた形だけの友達
入学した時より減った楽しむ気持ち
一年もたったらこんなもんだよ。
帰り道、線路の横の坂を自転車で降った。
桜まつりとは名ばかりで、
残ったピンクを混ぜた葉桜の列を横目に走る。
花びらひらひら。散ってゆく。
私は早く夏にならないかなぁなんて思っていた。
自転車を漕ぐ。
ついこないだ切った髪と、入学した時より短くなったスカートをなびかせて。
もう身を縮めるほど寒くはなくなった。
今日はマフラーをせずに坂を降りた。
春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来て、
すぐに来年になる。
時間の流れは残酷だわ。
朝起きて、支度して、学校行って、帰ってきて、
ご飯食べて、お風呂入って、眠りにつく。
変わらない毎日。
桜が咲いたって、卒業式があったって。
桜なんか毎年見てるし、
卒業式つったってあたしが卒業する訳じゃないし。
くるくるくるくる。
日常がなくなってしまった人も、変わらない毎日を過ごす人にも
朝は来るし明日が来る。
明日が来て、1週間後が来て、1ヶ月後が来て、1年後が来て、あっとゆう間に大人になる。
つまらない日々を変えるのは、
あたしだ。
もっと女の子らしくしてほしいと娘に願うのは
もう時代遅れなのかもしれないな
ファストフードより桃を好む子であってほしいが