理解なんかしようとしないでいいからさ
腫れ物に触るようでもいいから
石を投げたっていいから
私が「私」として生きることを
赦してくれたら うれしい
雨が降ったから思い出すわけじゃないけど
雨が降ったから物思いに耽る。
誰かが歌ってた、もう終わったはずなのに…と
君の笑顔を忘れぬように、明日もずっと雨を。
窓を叩く雨に思い出が流されないように
10年来の傘をさそう。
…なんて
ちびた鉛筆を探したポケットの底
書きかけのメモ用紙を折り曲げて
二度と読めなくって構わない
踊るような文字で
さっき登った月のこと
降り止んだ雨のこと
きみの鼻のこと
書き殴っては
何処かになくすんだね
(自分のメモが読めないし見つからない…)
あの夜も、あの朝ももうこない
最後の思い出だけが濃く切なく激しく残る
痛いほどに叫ぶ
もう、声が、涙が枯れてもいい
切なさで心は簡単に焼き切れるのだという
「そうじゃない」
口に出して 言葉にしてしまうと
本当に そうじゃなくなってしまって
でも 何度言ってみても
それが「そう」になる日が
来ないなんて わかってるし 知ってるし
でも
言わずにはいられなかった
ただひとつ、 言葉が欲しいだけなのに
君がくれる言葉は どれも、
「そうじゃない」んだ
日常の中に遠く彼方へ過去に消えていく
苦しい戦いを繰り広げた今では幻のような日々に
さよならと手を振って
そうして
勘違いから始まった
この旅は、間違いだらけ。
魔との戦いは、終わることはないだろう。
ーーー歩みは遅くても
いつか
あの場所に行きたい
いつ、誰が彼の悪口を言っだんだろう
私は何も知らなかった
いつ、誰が私の悪口を言っだんだろう
私は何も知らなかった
怖くなった 信じられなくなった
先生?助けるって言ったよね
嘘だったんだね、先生
疑え
ここ
本当に"学校"にいるのが正しいのか
自分のためになるのか
当たり前を疑え
一昨日で六つ目のお祈りメール。
正直朝を迎えるのがしんどくて。
でも大丈夫。今日は今までより上手くいったさ。
手応えはこれ以上になかったさ。大丈夫だよ。
そして僕の元に届いたのは
七つ目のお祈りメール。
人生はいつだってハッピーエンドとは限らない。
人を信じれなかったから
人の痛みを知れた
人を好きになったから
愛ってものの深さに気づいた
彼女持ちの人を好きになったから
恋の両面性を知った
人に嫌われていたから
人を見る目がついた
人にいじめられたから
いじめられる人が私で最後がいい
そう思った
部活は目立たなかったから
人一倍努力すれば
憧れの部長になれた
たくさんの人に認められないから
たくさんの人の中で埋もれるより
少しの人の先頭に立ちたいと思った
おかげさまっていうのは
影があっての光だよってこと
目立って威張ってる人たちも
目立たず頑張ってる人がいないと闇の中
光だけがいいんじゃなくて
影があるからこそ
光れる何かがある
光がその存在に気づかず影を貶めたら
きっと光は虚無と化す
だから いつも おかげさまって思いたい
自分が輝けるのは たくさんの影の
おかげだから
そして自分も誰かを輝かせる
「影」
でありたい
どうしようもない時って
誰にでもある
それって
土砂降りの雨に似てると思うんだ
でも
そこで歩みを止めちゃいけない
雨宿りするのも いいけど
雲の向こうまで 走り切っちゃえば
あとは晴れるだけ
「苦しみは成長の種」っていう言葉が
あるんだけど
それと同じだよ
雨に打たれたからこそ
太陽の温かさ 光の大切さに気づけるんだ