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1

空の色

空を見上げると何とも言えない
色だった。ふと視線を下ろしても
そこにも同じ風景が
広がっている。アタシの心を
写してるみたいで
自分でも心が痛くなった。
好きだよって想っていても
君の元へは届かない
だけどもう恋をする余裕なんてない
でも、いま
好きって君が言ってくれたなら
苦しみから抜け出せるのかな?

6

L

君の見てる空は青いか、
君の見てる空は血の色か、
見方を変えてみるんじゃない
見えてる世界は初めから変わらないんだ
空の色を決めるのは君自身だ
いつかみんな同じ空の色だといえるといいな

4

憎しみ悲しみ苦しみ怒り嫉妬
すべて何らかの愛から始まった悲劇
愛が発端なら悲劇という言葉も間違いだね
僕は悲劇も愛と呼ぶよ

2

死ぬってこと

泣いていいかな?

相談して良いかな?

親友や友達にそういいたい

もう、そうじゃなきゃ

死にたいって気持ちから

抜け出せないよ。

死がどんだけ恐ろしいかくらい知ってるし

生きなきゃ行けないのも知ってる

だからこそ

死を意識しちゃうんだ

もうアタシはどうすれば良いの?

2

生と死

 人間の生と死は表裏一体。でも、生から死への一方通行。
死から生へは戻れない。だから人は死を怖がる。
 長い時間を過ごしていれば、悲しいこと、つらいこと、泣きたくなること、いっぱいある。
 ここの生徒は多くが十代だろう。このごろ、平均寿命が八十歳を超えた。あと六、七十年、生きてみてもいいのではないだろうか。人生の中では、マイナスなこともある。でも、それ以上にプラスのことがあるはずだ。
 生きる、ということは決して恥ずべきことではない。この世界に生を受けたという奇跡を楽しむべきではなかろうか。
 逃げたいことからは逃げればいい。やりたいことをやればいい。それで怒られても、また明日はくる。
 でも、人の生命を奪ってはいけない。他人の命も、もちろん自分の命も。
 人生は、何が起こるかわからない。だから怖いし面白い。お先真っ暗?そんなはずはない。この世に生きている限り、一筋の光、ぼんやりした光、消えゆきそうな光…。どんな光でもあるはずだ。その光源に向かって進めば、未来は明るいはずだ。
 だから、自分で命を絶って楽になろうという考えはしないでほしい。俺一人の力、文章じゃあ、力不足かもしれない。それでも、あと一日でも、と思ってくれる人がいれば、それ以上の喜びはない。
 ニュースで学生の自殺者の報道を見ると、悲しくなってくる。あなたが死んだら、誰かが悲しむ。家族、友達、近所の人、全く関係のない人たちが。
 人を悲しませるのは、人がすべきことじゃない。すべきなのは、生きること。