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 ふたりは夜を游ぐ

暮れたのは、飴玉、ひとつ
欲しいのは、お空の金平糖
憂い好きと、お水を、少し
少しづつ飲むのよ
妬けてしまうわ
厭に成っちゃう
窓ろ見と現の境目で
虜満チックなデートをしましょうよ
あの夜警の指輪を宵闇のシーツの中で
どうか私に着けて下さいませんか

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違い

なぜ神は違いを作ってしまったのだろうか

それは偏見や差別にも繋がるのに

違いのせいで苦しむ人が

何人も 何度でも

叫んでいる



「神は困らせるために違いを作ったんじゃない」



そう、神は人を輝かせるために違いを作った




違いが掠れて見えるのは
人のこころが汚くなってしまったから

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小さい手

この小さい手に

俺は苦労という不幸を渡してしまう

ホントは楽しいことを

ワクワクするようなことを体験させてやりたい

まだ小さいこの手に

溢れるぐらいの笑顔を

兄貴のように近くに居れないけど

この小さい弟は

俺より強くて弱い

いびつにに歪んだこの世界で

俺の夢と引き換えに、不幸をこの子に...

まだ、時間がある

少しでもいい

この子が笑顔でいられるように戦おう

少しでも、この子が笑顔でいられるように

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夜空

ふと見上げた夜空

俺はは涙を流した

俺は六等星

地上の光にねじ伏せられた星

けど、俺は

あなたの月でありたいと願う

この夜空は...

あの日、二人で見た夜空より

霞んで見えた

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星屑Radio

群青色の空に散りばめられた欠片
数多の欠片はまるで屑のようで
放たれる光はまるで視る旋律のようで
ある詩人はそれを"星屑Radio"と名付けた

さあ、"星屑Radio"を奏でよう
宵も幻想的な音楽を君に伝えよう
君が安らかに眠りに就けるまで

白ばんだ空にとろけ消えていく欠片
たゆたう子守歌はまるで人生のようで
消えていく色はまるで命のようで
ある病人はそれを"星屑Radio"と名付けた

さあ、"星屑Radio"を奏でましょう
朝も宝石のような言葉を貴方に届けましょう
私が安らかに眠りに就けるまで