君の思い出話を聞くたび
私は何故だか強くなる
過去の出来事
全てとして私が生きているのだと。
たくさんの道を築けるほど
上手に生きられなかったけど
心も体も覚えている
君となら生きていられると。
これから私たちはどこへ行こう?
ねぇ、君とならきっとどんな世界でも
羽ばたける そう そう感じるよ。
何故だろうと きっと 隣に君がいるなら
それだけで特別なんだ。笑いあって
時には話し合って悪戯みたいに生きていこう
あたしはね、本当は、本当は、
誰とでも仲良くできるほどまともに
心は開けないんだ。でも君には
初めから心を開いていたよ。それはきっと
君の優しさに惹かれたから
寂しくってしかたがなくなって
それさえ隠せなくなってあなたの声が
聞きたかったあの夜をまだ覚えているんだ
これからも同じ夜をいくつも繰り返すんだろう
その度にあたしは確かめる。君が大好きなんだと。
これから私たちはどこへ行こう?
ねぇ、いっそのこと遠くまで行こうよ
そしたら きっと 羽ばたける
君となら どこまでも
これからも確かめ続けよう 君が大好きなんだと。
輝きたい
月のように
太陽みたいには
ならなくていいから
眩しいくらいの
輝きじゃなくていい
綺麗だなくらいの
輝きでもいいから
誰かの光になりたいよ
今の私じゃ誰も照らせない…
どうして月はあんなに輝いてるんだろう?
暗い夜空に光を与えて
今日も私に羨ましさを与えて
毎日毎日私は月を見てる
空を見てる
そしてまた涙を流す
そしてまた思う
月になりたい、と
あなたは昔から透けたものが好きだった
日に透かしてキラキラ光るもの
水に溶けてしまいそうな
目がチカチカするような
おもちゃの宝石
色の入ったビー玉
割れた硝子の破片
角が取れてくすんだシーグラス
あなたの好きなものが
私の好きなものだった
だけどね
私が一番好きだったのは
私の肩を濡らした
あなたの涙
あっ
言い忘れたけど
あなたがだいすきだった
あなたの影を透明にした
碧い海の透明はだいきらいよ
夜10時には寝て、朝は7時をすぎてから起きる。
そんな生活をしていても2週に一回は金曜日に倒れるし、金曜日は不安で過呼吸になりがち。
土曜日もしんどくて一日やる気がおきない。
でも先週までは土曜日に友達といっぱいLINEして、夜は大倉くんと高橋くん聞いて、たまに夜更かししながら電話して。
今週はテスト期間だからみんな素っ気なくて、いつもより金土がしんどくて、でもTwitterみてもLINEみても、勉強してるとか、返信遅いとか、起き上がる気力がない人には辛すぎる内容。
それでもなんとかなおそうとして、頑張ろうとして、一番頼ってる君にLINEした。けどなかなか返ってこなくて、返ってきても素っ気なさすぎる返事ばっかり。
「勉強してる?」 「はい」 「そっか」
長続きしないやりとり。大倉くんと高橋くんの時間に
「まだ頑張ってるの」 「うん」 「じゃあ邪魔しちゃ悪いね」 「うん」
だからLINEは諦めて、Twitterみて寝ようと思ったのに、そこから、君が良いねしたツイート、推しの誕生日タグ、リツイート、他の趣味の人との楽しそうなTLが目に入ってきて。
見たくないからLINEにいったら、ころころ変わってるLINEの一言
そうだ、ずっと迷惑だったんだって気づいて、今までの会話全部嫌んなって。先週の電話で言われた
こんな時間に電話して良いと思うの君とあともう一人くらいだって、すごい楽しかったって、またしようねって。
このおかげで今週をなんとか乗り切れた言葉も分かんなくなって。どうしたらいいかも、見失って。頑張ってねってだけ送って、1時間くらい過呼吸がおさまらなかった。
ごめんね、ずっと邪魔だったんだよね。なのにずっと言葉を選んでLINEしてくれてたんだよね。気づかなくてごめん。部活の時もウザかったんだよね。ほんとにごめんね。って、もう頭ん中ぐちゃぐちゃになって。
他の友達との会話も、全部偽物の言葉みたいに思えて。
みんながいないと、僕にはなにも残らない。みんなの邪魔になるだけ。
邪魔者の僕はみんなの視界にうつらないように出来たら良いのに。そしたらきっと、君の過呼吸も微熱も、なおるかもしれないのに。元からなにもなかったように、みんなの前から消えたい。
今日も、ベッドから起き上がる気力も食欲もやる気も、なにもない。
秋空を眺めていた
君の横に寝転んで
スーと飛んでいく鳥を見た
綺麗だねって言ったら
綺麗だねって返ってくる
それがどれほどの幸せなのか
私は知ってる
空がとうめいな青で
あまりにも綺麗な嘘ひとつない
世界だったもんで
私の心を全て
見透かされた気がして
思い切って
君に好きと言ってしまった
「天才」って言葉をあまり使いたくない
本当に努力してる人が薄れて聞こえるから
「可愛い」って言葉をあまり使いたくない
傷つく人がいることを知ったから
この言葉も
誰かの心をえぐってるのかな