懐かしさに溺れた
甘酸っぱいこの感情を
なんて呼ぼう、
なんて呼ぶんだっけ、
知ってるはずなのに
分かってるはずなのに
答えは出したくなくて
秋風に揺れる想いはまだ熱く
触れた掌と重なる唇は緩く柔く
秋風よ、私の頬の火照りを冷まして
秋風よ、この声をどうか貴方の元へ
まだ此処で揺らいでいたいだけなの
事故のニュースが流れた
全国ネットゴールデンタイムのニュース
あの人が住んでいる街で事故が起きた
あの人とあの人が好きな人が住んでいる街で
死者はいませんというアナウンサーの声に
少しだけ苛ついてしまうのは
私が貴方を好きすぎたせい
あの ちょっと良いですか?
えっと ずっと前から好きでした
いきなりでごめんなさい
でも この気持ちを今伝えないと
後悔すると思うから・・・
どうしても伝えたいから
伝えさせてもらいました
ありがとうございます
玉砕覚悟でフラれても
後悔しない
チャンス1度きりこ
これを逃せば二度とない
頑張ってみるよ
君と夜空を見たい…。
星がたくさん浮かぶ綺麗な空を。
もちろん理想だよ。
だけど だけど
夜空を見てるときっと
話せる…。
君にはずっとあえて明かさなかった
私の秘密を。
夜空を見ていいたい。
なんも考えなくていいひと時に
君へ。
いつか、君と夜空を見れる日が来るかな…?
今日は中学生最後の合唱祭
クラス合唱終了して
吹部の演奏が始まって
君の姿を見つめてた
私の大好きな曲たち
君が生き生きとトロンボーンを吹く姿
誰かが叫んだ 君が可愛いと
だけど思う 君はかっこいいよ 男らしくて
他の人からすれば低い身長も
私にとっては高くって
気がつけば叫んでいた
君がかっこいいと
ココロ飽和はキュンとして
「惚れ直しちゃった」
と濃度を上げる
透明な水で溶かせなくても今日はいいや
だって雨だって降ってるし
君と音楽
君が本当に音楽が大好きなんだって
思ったんだ 気付いたんだ
私も好きだよ
君と音楽
いったいどんな理想を抱えてきたの
どんな笑顔振りまいてきた
あなたにとっての私は
どんな顔で笑っていたの
うまく口角はあがってた?
うまくごまかせていた?
うまく都合の良い人を演じられていた?
ね。笑っちゃうね。
おはよう、
とっくにぺしゃんこになっているチューブから
押せばいつまでも歯磨きが出てきて、今日で二週間。
いつまでも続く筈がないのに今日も続いてる
ぼくの人生みたいだ
なんて、おやすみ
僕は見た。
あの時君が一人で泣いているところを。
辛さを隠して生きている
君はどんだけ苦しい思いをしているんだろう…?
分かりたかった。分かってあげたかった。
少しでも、少しでも
楽にしてあげたかった。
そんな思いを抱えて今日も君の近くで過ごす
言いたくて、だけど言えなくて
自分を責めた。何度も過去を悔やんだ。
君が苦しんでいるところを見るのが辛くて
苦しかった。ふと君を見る。
目には涙が溢れていた。
君は辛いんだ。僕は君をふと抱いた。
何度も苦やんだ過去をとり消すかのように。
君は僕の胸のなかでたくさん涙を流した。その姿はなんだか
愛しかった。そして僕は君へこう伝える
「もう大丈夫、僕がいるよ」と…