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最低気温

僕の、真冬の小指の冷たさを
心から君にわかってほしい
ありえない夢を掲げることも
ファンタジーを描くことも
僕の全て 小指は教えてくれる

青白い吐息を吐いて
秋は冬になる。スウェットにコート、さらにマフラー
まだあの頃のテンポを覚えてる
最高だったのはほんの一瞬
変わらないこと全て全て全て
まだ抱きしめたいと思ってるんだよ
僕の小指を、君の頬に当ててやりたい

木枯らしが吹き抜けて
僕の癖っ毛が真っ直ぐになびく
まだ負けないから、まだ頑張るから
君に聞こえるギリギリの小さい声で呟く
僕の小指はいつの間にか暖かい 冬。

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うたうたいの独り言

無理だとわかってたけど

くじけそうだから、手紙を書いたんだ。

今度は迷わないで、

君を迎えに行けるように。

僕の想い、ペンに載り切らず

何度も紙をクシャクシャにしてたけど、

4文字だけど、言葉にならないよ。

音にもならず、文字にもならずに。

4文字だけど、心だけは震わせて、

いつかのあの場所に僕は向かうんだ。

涙の向こうに、君が立っていた。

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自分勝手

私は君とは上手く喋れないくせに
君があの子と喋っていると
ただただ
あの子を君を私を恨んでしまう

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朝の夢

「兄ちゃん。はよ起きろー。」
兄ちゃん起こして、朝食食べて、準備すましたら、いつものように学校へ。

と、石につまずいた。ふっ…と何かが消える。
「いてててて…ってなんじゃここはぁ!?」
ア◯スの国かい?うさぎがたくさん居るわ、ねじ曲がってる時計があるわ…
「お嬢ちゃん、どうかしたのかい?」
眼鏡をかけたうさぎが喋って…笑うしかないな。
「ほら、もう夕方だ。帰りなさい。」
なぜ?wなぜ夕方だよw
空を見る。夕焼け空が綺麗だ……あれ?
「うさぎ!お前、待て!ここはどこぞや?!」
「ここは………」

「俺の妹よ!どうした!?」
へ?……ってか、時間!?
「今 何時!?」
「今?まだ6時だよ?朝の。」
は?www
「なんだ。夢か。」

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いつまで私が一途なら叶うのですか。貴方の心は
もう私に向いていないのかな。どうか私を好きになって。

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四行詩

君は気づいてないんだろうね。
俺の恋心に。
でも、いいや。
俺がその心に気づけてるから。

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哀しいのは

愛しいから
僕は病室のベッドでゴキブリはころせない

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微睡みの

"1日だけ私に時間をくれませんか?"
なんて言ったら君は
どんな顔する?

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言いたい事

もし、この言葉をあなたに伝えられたなら

隣に居させてくれますか?

好きって言ってくれますか?

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恋と絶望

恋と絶望は似ている。

こっちの都合なんて関係なく降ってくるところとか、

思考がそこから逃れられなくなってしまうところとか、

自分の激情を知って、生きていると実感するところとか、

そのためなら、命を投げ出してしまえるところとか。

『貴方のためならわたし、死んでもいいわ。』

なんて呟いて。

今日も貴方のことを考えている。