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エンヴィー・エンヴィー

なつかしい声が溢れて、心が、また閉じようとする。忘れてしまうことと覚えておくことは、もしかしたら、背中合わせじゃないのかもしれない。
きみの瞳が雨に光ったことを知らないきみを、あいしています。混じりけなくたったひとつ、あの星だけを見つめて息をするきみの声、そのとうめいな響きを、あいしています。

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誰も気付かない僕のインスタントポエム

わかってたはずなのに、いつの間にか泣いていた。
僕は本当に必要なんだろうか。

わかるために始めたのに、わからなくて泣いていた。
何故僕は言葉を紡ぐんだろうか。

何もピンと来ないまま、今日を迎えた。
明日もまた同じように、明後日を迎える。

まあまあな毎日をどれだけ楽しめるか。そういう勝負なら、ごめん、辞退します。

誰か答えてくれ、って、今日もCQCQ飛ばす。
誰か教えてくれ、って、わがままSOS送る。

何もピンと来ないまま、今日も目覚めた。
明日もまた同じように、何もピンと来ないままなのかな。

まあまあな毎日をどれだけ楽しめるか。そういう勝負なら、ごめん、辞退します。

傷つくのになれた、僕はゾンビ
ナイーブを隠して生きる、僕はバンビ
腐った心を必死に洗う、僕はゾンビ
何も知らずに死んでしまう。そんなバンビ。

それじゃおやすみ。

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表裏

好きな人に
好きな気持ちを隠すため嫌いって言っちゃう

嫌いな人に
嫌いな気持ちを隠すため好きって言っちゃう

人は嘘つきだと思う
嘘は悪いことだと言うけれど
そんなの綺麗事だ
嘘をついてこそ私らしさが出ると思う

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ポエム掲示板初レスなので温かい目で…初心者です

好きです。
そのたった四文字が言えないまま
もうすぐ卒業する。
中学も同じだけれど、
中学になったら君は
モテそうで。
だから言いたくて。
だけど言えなくて。
このまま君と
今まで以上に離れてしまうのが
とても嫌で
悲しくて。
だから、
もう勇気を出して言うよ。
君が好き

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小さな傷口から

プリントで切った指にお湯が染みる
ライブのチケットが当たらない
赤信号によくかかる
満員電車で潰された 足を踏まれた
先輩に挨拶をしたけど気づいてもらえなかった
嫌いなあいつに会った
好きなあの子から連絡が返ってこない
電車をギリギリで逃した
一つ一つは小さな傷で。
小さな傷口から痛みが広がって、立ち上がれない

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snow man

僕は雪だるま
表情もあんまり変わんない、クールっぽいのかな。
みんなから冷たい奴って思われてるのかな。
でもさ、雪の中って意外と暖かいんだ。
かまくらだってそうじゃないか。
表面上は冷たくても、心は温かいから

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シネマ→エンドロール

これは 誰の 人生?
これは 誰の 人生?
答えは、「ぼくのもの」だから
主役はぼくでシネマを撮る
ヒロインにはきみをキャスト

人生は もしや 無駄?
人生は もしや 無駄?
答えは、「NO」に限るよな
例えばコップ一杯の
例えば湯船いっぱいの。


そういったものさ、クイーン。
生きたいから生きてるんだぼくら。
あのギロチンの刃が落ちる時でも、
ぼくは命を捨ててないよ。


さぁキング!やるならやれ!
どんなカードを切られても、
ぼくのシネマにカットはかからない。
さぁコモン!やるならやれ!
どんな目が出ようとも、
ぼくのシネマに完成はありえない。



シネマ みたいな ぼくら
シネマ みたいな ぼくら
誰も見向きもしなくても
テープはまだまだあるから
カメラを回し続けよう。

そして いつか これが
そして いつか これが
どこか遠い街で流れる
その時二人はいなくても
残留思念 聴こえる。


これこそが人生、クイーン。
やりたいことやってやる
あの弾丸に撃ち抜かれる時でも
ぼくは命を捨ててないよ。


さぁキング!くるならこい!
なんどサイコロを振っても
エンドロールはまだ流れない
さぁコモン!くるならこい。
コルト・ガバメントの銃口
なんともドラマティックでシネマ向きさ


指折り数え、なんど夜を越したのだろう。
待っていたのは今日、今夜のエスケープ・プレイ。
神様の目すらかいくぐり、二人で行こう。
二人だけのシネマ、二人だけのエスケープ・プレイ!


さぁキング!やるならやれ!
どんなカードを切られても、
ぼくのシネマにカットはかからない。
さぁコモン!やるならやれ!
どんな目が出ようとも、
ぼくのシネマに完成はありえない。


そして エンドロール
そして エンドロール
流れる時には、全部思い出す。
キャストもスタッフも
思い出せるかな

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詩織 ⑱

あなたに嫌われることと

忘れられること

どちらが辛いだろう

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イブクロゼンブ、ハキダセヨ。

泣いて謝ったって許してやるもんか。

君は僕が2時間も並んでやっと買った苺大福を
食べたんだ。

返せよ。僕の2時間と苺大福を。

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ミニマリスト

心を最小限にすれば
嘘も少なく
キズも少なく

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心中立て

あぁ、あぁ。
惚れていたからって
愛していたからって
それに飲み込まれて
容易く“一緒に…”などと
口にするんじゃなかったわ。
だって好きだから
大切だから
独りになんてできないじゃない。
なぜだかそこに
つけこまれたような
じわりじわりと粟立つような
そんな心持ちなのよ。
あぁ、あぁ。
このまま一人
逃げてやろうかしら。
あぁ、あぁ。
でも、もう手遅れね。
あなたの首は鮮やかな赤で染まっているし
わたしの胸には
何かを誇るようにキラキラと
揺らがずに立つ
銀のもの。
あぁ、あぁ。
あぁ。

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ふぁすたーざんきゃのんぼーる

押し入れに一時避難させた要らないものは
何時か彼女が欲しがった精文館のぽイントカードと
同じ匂いがして
朝に感じた栄光が遠くなる昼、欠席連絡を躊躇いなく
化学反応が終わった電池みたい
もうどうにもならない電池みたい

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貴方の心を諮るのに
小指と小指を絡めては
その指先を口に含む
あたしは狡い女よね。
小指に付いた紅を見て
なにも言わずに目を伏せて
あたしの胸に顔埋め(うずめ)
嗚咽の余韻を残すのは
貴方の狡さなのかしら。