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心って裸のその先でしょう

泣いた映画の中の
好きな台詞なんて
その人のすべてじゃない

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ありがとう

紅茶を片手に
今年を振り返る。
一年、色々あったね。
私のこの一年には、ずっとあなたがいました。
あなたの頑張る姿を見て、
あなたがかけてくれたたくさんの言葉を思い出して、頑張ることが出来ました。
本当に、ありがとう。
そして、またどこかで。

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疑問

呼吸をした時ふと思う
生きてるんだ、と

そう思った瞬間から
息苦しさにのまれる

助けも求めず
一人で耐える

生きてることを
やめたくなるのは私だけ?

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永遠に、

とうめいが増した空を見上げて
時間が連れて来た光が
網膜に届いたら

今はきっとそれが幻でも
信じられそうな気がしたんだ

吸って吐いてを繰り返す
起きて寝てを繰り返す

限りがあるこの心臓に、記憶に、

あの日確かに
君と僕が笑いあったことだけが
永遠な気がしていた

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One more day

きみの喉で飽和する酸素
慎ましく生きろとのお達しだろうか
ほほをぬらす雪はまだぬるくて
微熱をうばうつめたさをもたない

世界はきっとうつくしいよ、って
嘘のつけないぼくで本当にごめんね
ふるえる口からこぼれた吐息が
きみの決意を刹那 惑わす

大勢の天使をひきつれて
神様の真似事をするまっしろなひと
罪ほろぼしのような祈りは いつか
きみへの子守唄となる

だれよりさみしがりやだったこと
それでもぼくを愛してくれたこと
世界はきっとうつくしいよ、って
1%の酸素 つかいきってきみは笑った

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冬の詩

冬は苦手なんだ、寒いから。
気温が下がると心も冷えて、
なんだか人恋しくなる。
人と話すのはあんまり得意じゃないのに。
だから冬は苦手なんだ。
ねえ、この気持ち、どうしたらいいのかな

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言霊

言葉って言う時は軽いけど

相手によってその言葉が重くなったり軽くなったり

どう感じるかはあなた次第であって

感じ方や受け止めかたによって変わってくる

私が面白いと思って人に伝えても

相手はふーんぐらいにしか思っていないかもしれない

何かを発する前に相手がどんな反応するのか予測してみてから

考えようかとも思ったがそんな事は到底私にはできやしないだろう

簡単なようでコミュニケーションは難しいものだ


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醜態

君は知らなくていい
僕が君に気づいてもらいたいこと

君は知らなくていい
僕が君の為に頑張ってること

君は知らなくていい
僕が君を好きなこと

君は知らなくていい
僕が君を諦めてしまったこと

全て君は知らないままで生きていて
僕の君に対する醜い気持ち

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無題

二人で一緒に眺めた流星群
君のあったかい手を感じながら
僕は君に背中をあずけて空を見上げた
息を吐くとキラキラ光って見えた
今よりも世界が全て綺麗に見えたんだ
また会えないかな
僕はここで待ってるよ

ベランダから眺める星のような夜景
小さな頃を思い出しながら
君の冷えた手を思い出して
涙が頬をつたう
都会から見える星がこんなに小さいなんて
全然知らなかったよ
また会いたいよ
あの時みたいに

「僕らは二人で一つだ」って言ったあの時から時は過ぎ
僕達は弱くなった
傷ついて涙を流した
「大きくなったら会いに行くよ」

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物語、バッドエンド。

また ひとりになって
言葉 吐き出すように
胸 締めつけられて
メロディ つぶやくように
うたう うたう うたう うたう

また 壁、組み立てて
まだ 正解わからず
ついに たもとをわかつ
メロディ 流れるように
うたう うたう うたう うたう


道端のサッドソング、不意に聴こえてきたの。
やわらかなギターサウンド、哀愁に満ちていたの。
命の尊さを忘れても、息をしているの。



ぼく Mr.フール・マン
ガラス 飛び散るように
心 割れて散らばる
メロディ かすれた声で
うたう うたう うたう うたう

ギター なんとなく手に取り
鼻歌 メロディに変える
紙 破って詞を書く
メロディ 小さく響く
うたう うたう うたう うたう


待ちわびたウィークエンド、明日の希望はどこ?
漠然としたハッピーエンド、腑に落ちないでいるの。
それならばバッドエンド、ぼくに似合ってるから。



うたう うたう うたう うたう



薄暗い部屋の中、夕日が照らしているの。
哀愁のハッピーエンド、無理矢理飲み込んだの。
物語、バッドエンド。ぼくに似合ってるから。

ぼくに似合ってるから。


…物語、バッドエンド。

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モノクロの世界とカラフルな世界

君といたこの世界はキレイだった
モノクロの世界が
色鮮やかに、
カラフルに色づいていった
モノクロの残酷な世界しか知らない僕は
何もかもが新鮮で、
初めて、この世界がキレイと思えた
そうして君は、僕の人生を
思いっきり、容赦なくねじ曲げた。
人の上に立ち指揮を執る立場
人に頼られ、背中を預けられる感覚
君がねじ曲げてくれた世界は多忙で目まぐるしい
けど、同時に思う
これが君が生きてきた世界で
これから僕が生きていく世界なのだろうと
僕は歩き出す
君が見せてくれたカラフルな、この世界で。