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壁一面

周りのお洒落な女の子たちに
圧倒されて
いつの間にか高い壁ができて
私なんかって
私が私を否定していく

でも気づきました

壁を作っていたのは私だと
勝手にセメントで固めて
誰も越えられないような壁を作ったのは
紛れもなく私自身であったと

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ウラギリモノノキミヘ

「最後まで一緒に走ろうね」
「彼氏なんかいらない」
「私と君は親友だよ」
君はいつも僕を裏切る

いつも先にゴールする
いつも普通に彼氏を作る
いつも別の子にも言っている

「約束だよ」
そういう君が先に破る
そういう君が幸せになる
いつもいつもいつも

人を騙すのは楽しいか?
裏切り者サン?

きっと僕が裏切ると文句を言うんだろう
僕は君の飼い犬の様に操られていく
下剋上とでもいこうか裏切り者の君へ

僕はもう恐怖など無いよウラギリモノ

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アマノジャク

心の中と反対の事を言ってしまう
冷たく返してしまう

君の事が大好きなのに
「君なんか好きになる奴いないよ」

言いたいことの裏返し

僕の心は神経衰弱
トランプの裏を見ても何があるかわからない
あっちこっち裏返して見てみては
またひっくり返してもとに戻す

僕はいったい何がしたいの
アマノジャク

いつまで経ってもアマノジャク
本音が言えないアマノジャク

嫌いな奴こそ仲がいい
一生かけても治らない

神様の嫌がらせアマノジャク

夢じゃ本音を言えるのに
現実世界じゃアマノジャク
おかしなおかしなアマノジャク

でもそれさえまとめて全部僕

アマノジャクアマノジャク

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笑って。

あなたが、たまにヘマをやらかすから、私は目を離せないでいる。

あなたが、忘れた頃に優しくするから、私はいつも振り出しに戻る。

あなたが、そんな顔で笑いかけるから、私は何回でもあなたを好きになる。

たとえ「もう嫌いだ」って100回思ったとしても、

たった1回のその笑顔には勝てないね。あなたの笑顔は最強です。

だから笑って。それで、よければずっと私のこと好きでいて。

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どっかの誰かさんみたいに正論を言えたらいいのに、正論が正義じゃない気がして戸惑っている。

黒と白のインクを手に
悪と正義を塗り分ける1人の少女
でも彼女はため息をついた

「果たして
自分の判断は 良心は
正しいのか、否か?」
「正しいとはなんなのか?」

はっきりと分からないままなのに
白黒付けないといられない彼女の性格が
彼女をペンキだらけにした
黒と白のペンキが混ざり合い
彼女はグレーに染まった
彼女自身は白でいたいというのに

こんな風に悪を裁く人間が
いるのだとしたら いや いるんだけども
裁判長みたいに決まりごとに則って
やってるわけではなく
悪と正義を塗り分けるのだとしたら
自分の中にある白いペンキが
裁く人間にとって黒かったらと思うと
怖くなってしまう



なんて、彼女は私みたいだな、と思う。
この世界は白と黒だけでないのは
分かりきっていることなのだけれど。

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灰色

「悩みなんかなさそうに見えるー。」

(よかったそんなにうまく隠せてたのか)

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無題

華やいだ街を見上げて
貴方はチッと舌打ち一つ
リア充爆発しろなんて言い捨てて
触れ合うほど近くに私を連れながら

掌をポケットに閉じ込めて
私は そうねと相槌一つ
貴方と爆発したいわなんて戯言を
繋ぎ損ねた指先で握り潰した

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12月25日

無宗教の罰当たりな俺だけど、
今日は神様を信じようかな、って思った。
人の優しさに触れられたから。

今はもう伝わらない感謝を代わりに伝えて、お願い。

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マフラー。

寒いね、なんて言って君は
白い息を吐いて僕に顔をうずめるんだ。


寒がる君の手を握り
その手を自分のポケットに入れるのは


僕じゃない他のひと。


君にとって彼は大切なひと。
君にとって僕は大切なたからもの。




僕は彼から君への初めてのプレゼント。

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俺じゃダメ?

アイツの代わりでもいいから

俺のこと見て欲しい。

…なんてさ。